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『パニック障害』って⁈そんな時、どーする?まわりはどーすればいいの?

こんにちは。
りかです。

先日、25年もの長い沈黙を経て
やっと『和解』ができた妹との記事を書くことができ、

こころから自分を受け容れ、許すことができたと感じれる今。

今日は私が経験した
【パニック障害】について少しお話させていただこうと思います。

いつか書ける日が来るだろうと思っていましたが、
『今』
そのときがきたと感じて、この記事を書いています。


パニック障害とは?

ある日突然理由もなくめまいや心悸亢進(動悸)、呼吸困難の症状と共に激しい不安・恐怖が発作的に起こる病気。

現実が現実でないように感じたり、気が狂ってとんでもないことになるのではないか、死んでしまうのではないかといった強い不安感や恐怖感を感じる病気です。

いろいろとある、説明、定義づけの中から、これが一番自分にしっくりきました。

まさに、この通り!で。

それは、突然やってきました。


自分の内側、信じていること(思い込み)が世界を創っている


『世の中で起こる、すべての悪い出来事、災害は、自分のネガティブエネルギーが引き寄せている』

『魔女はわたしだったんだ!』

『死んだ方が世の中の為だ!』

それがやってきたときの感覚は、今でも鮮明に覚えています。

ドーーーーーン!!!
と、自分の中にとてつもない大きな
【なにか】が
入ってくる感じ。

ネガティヴがネガティヴを呼び、
過去に起きた辛い出来事、
自分に起きたことから、周りの人たちに起きた出来事、世の中に起きた災害までを
次々に思い起こして、そのすべてを自分の責任として紐づけしていく。


 『こんな自分は死んだ方が世の中の為だーーーッ!!!』

そうしてバタン!!と気を失い、
目が覚めたとき、

 『あゝ、また戻ってきてしまった』

そうやって、また日々を暮らす自分が恐ろしくて仕方がありませんでした。

『自分が諸悪の根源だ!』

本当にその世界に居続けているので、
目にするモノ、周りの人達すべてが自分を責めているように感じました。
エナジードリンクの ”MONSTER"  という文字を見て、
自分のことを言っている!!
そうに違いない!

これ、本当に思ってました。

後々、自分に向き合うためにこのときのことを人に聞いてもらうのですが、
プッッと笑われます。

普通に考えて、そりゃそうですよね。
自分にどんだけチカラがあるっちゅーねん!w wて話です。

けれど、そうやって恐ろしく自分を責め続けていた私には、その世界観が全てだったのです。

『自分の内側、信じていること(思い込み)が世界を創っている』

心理学や、量子力学、脳科学、いろいろなところで言われることですが、
まさにこの時の私は、これでした。

自分の内側で、本気で、自分の存在自体を呪って責め続けていたので、
目にするもの全てが自分を責めているように感じていたのです。


それからの私

このパニック障害を経験し、離婚。そしてまた何度もパニックになる。
春先にそうなることが多かったので、
春がやってくることが不安で仕方ありませんでした。

もう、こんなに恐ろしい世界から逃げたい!
死を考えたこともありましたが、
そこを踏み止まることができたのは、今思うと奇跡のように感じます。

ヨガとの出会い。
そこからたくさんの人、学び、ご縁をいただき今のわたしがいます。

やっとこうして少しづつではありますが、
自分を受け入れ、過去を受け入れることができ、

この記事を書かせていただいています。

ここで自分の経験から、
『パニック障害』になった時に、どうすればその恐怖感、不安感から
少しでも早く抜け出せるのか?

また、自分がそうならなくても、自分の周り、大切なかたがパニックになるかもしれない。
そうなった時に気をつけてほしいこと。を書いておこうと思います。


パニックになったときの対処法

☆自分の手や足の感覚を確かめてみる

 手を握ったり、力一杯開いてみる。
🎵む〜す〜んで、ひ〜ら〜い〜て🎵
これです。

 手を力一杯叩いて、拍手してみるのもいいですね。
ジ〜〜ンとして、血液が通っていることを感じます。

ただ、それだけでいいんです。

☆立ってみる。歩いてみる。

私の経験上、不安感に襲われ、どんどん深みにハマっていく時は
じ〜〜〜っと、動かないで座っていることがほとんどでした。
なので、あ!!と気づいたら、ただ立つ。
少し歩くだけでもいいし、肩を上下させてみるのもすごく有効です。
もちろん、その場で立つことだけでもいい。

ただ、それだけでいいんです。

☆体を温める

パニックになるときは、とにかく血液の循環を良くすることが大切です。
呼吸が浅くなるため、不安が増すんですね。

私の場合、足先が異常に冷たくなっていることが多かったです。
なので、とにかく温める。
入浴できればいいのですが、それさえも無理な時は、お湯を蛇口から出して手だけでもいいので温めてみてください。

肩のチカラが抜け、 『ホッ』とする感覚がきます。

ただ、それだけでいいんです。


ネガティヴワールドに行くと、次から次へと、どんどん紐付けが始まっていきます。 ←思考にやられるやつ
不安が不安を呼んでズブズブっと沼にハマっていく感じです。

この思考から一歩抜けるには、体感覚に意識を持っていく。
一時避難するんです。

普段から呼吸法を身につけておくのもとっても有効ですが、そこに持っていくのも無理な時があります。
そんなときは上記の3つを試してみてください。

もしも自分の周りの人がパニックになっていると感じたら?

☆とにかく落ち着いて、その人がどんな状態なのかを見る

 私の場合は、パニックになった時、人に質問することが多かったです。

とにかく自分の存在自体を否定しまくっていたので、
自分がこの世に生きていていいんだろうか?を聞きまくってました。
確認したかったんですね。
そんなときは、ただ、その人が言っている言葉を否定せず、

言っていることに頷いてあげてほしい。
何か言ってあげなきゃ!なんて思わなくてもいいんです。

☆ゆっくり、一緒に深呼吸する

 前述したように、パニック時には呼吸が浅くなって、血液の巡りが悪くなってしまっています。
そのことに本人は全く気づいていないので、

 『ちょっとタンマ!!
  ゆ〜っくり話聞くから、とりあえず深呼吸してみようか』

そうやって、大きく腕を広げて深呼吸を誘発してあげてください。
やっているのを見せて、そして一緒に深呼吸してあげると、落ち着いてきます。

☆もし近しい間柄なら、手をギュッと握る。ハグする。

その方の状態にもよりますが、
手を握ったり、ハグするのは、人の温もりを感じることができて
すごく安心します。
何も言わず、ただ、手を握り、できればゆっくり呼吸をして、その呼吸を合わせていくことが出来ると、落ち着いてきます。

☆特に気をつけてほしいこと

私の場合、自分のことを諸悪の根源だと思い、自らを責め続けていたため、
世間からも責められているという世界にいました(妄想)
世間の目が恐ろしくて仕方がなかった。
外に出るのが怖くてしょうがなかった。

ですから、気分転換にいいだろうとかといって、無理に外に連れ出すということはしないであげてください。
焦らず、じっと見守ってあげることが大切です。
何か言ってあげようとしなくてもいいです。
言っていることにただ、頷いて、そばにいてあげてほしいと思います。

いつか落ち着くタイミングがきます。

それをどうか信じてあげてほしい。

*この対処法は、あくまでも私の経験からによるもので、パニック障害全てに有効であるとは言えません。その人それぞれ、育ってきた環境も違えば、悩みも人それぞれです。ただ、やってみる価値はある!と信じています。


『世界のすべてが私を責めている』 という恐ろしい世界🌍

そこからまるでオセロの駒をクルっとひっくり返すようにきた、
今、私がいる世界は

『世界はこんなにも美しく、やさしい。』でした。


この記事を書き終えたいま、

やっと、ありのままの自分を受け入れることができたことに感謝をし、
ここまでの道のりで出逢えた人、人々、事柄、全てに感謝します。


いま、パニック障害、うつ、いろんな悩みを抱えて苦しんでいる人たちに
少しでもこの記事がお役に立てることができれば

幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます😊

ゆっくりお休みくださいね


        🌺りか🌺










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