ニュースつぶやき:「ミッシング知性・爪楊枝の原材料」
木々の声を聞こうとしてペタリと木の幹に手をつけるとすかさずアリが腕を這い上ってまいります!
ごきげんいかがでしょうか、引き続きお嬢様月間の私です。
噴飯もののクレームに関する記事を見かけましたので取り上げてみます。
お宅では鉄の爪楊枝でも使っていたんですの?と勘ぐりたくなるクレームですけれども、長く客商売をやっていれば、唖然失笑のご意見に出くわすことも多々あるもので、Twitterではちょっとした経験談&大喜利大会になっているようですわ。
それにしても愚かの極みなのか、クレームで金銭や精神的満足を得ようとしているのか。私もお客様相手のお仕事なので、日々理不尽なクレームを受けることもありますけれども、いちばんやっかいなのは「愚かの極みなのに、クレームをつけて甘い汁を吸うことだけを覚えた手合い」ですわね。
こちらがどんなに手を尽くしても理解できないですし、それでいて押し通せば利益になることだけは学習しているので、まず理解しようとする気も無いのです。
こういう手合いを見ると、(人間は、生まれながらに人間ではありませんのね……生まれ落ちたその時から、うまく「人間」の形になるように、多くの人の手で「成形」されてゆく……その機会にあずかれなかった個体は、このような人間の形をした「なにか」になってしまう可能性が高い。やはり教育というものは大事……)と、延々とクレームをつけてくる「なにか」を冷たい目で見下ろしながら思うのです。(上司は「お客様は神様」派なので、このあと私が怒られるところまでセットです)
あら、少し愚痴めいてしまいましたわね。今日、「愚痴」とは「言っても仕方がない事をくどくど言う、最も厄介な煩悩」だということを学んだばかりですのに。
せめて己は愚かな痴態をさらすことなく、理不尽は軽やかにかわしてまいりましょう。