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私の人生で一番、反面教師にしたい人【悪口を言われても気にしない人の考え方】堀もとこ著

「いい気分はしない」
悪口を言われて多くの人はそう思うでしょう。

私の中学時代の同級生で、
口を開ければ誰かの悪口を
言ってた人がいました。

正直なところ「そう?」と不思議に思いました。
悪いところを見つける達人でした。

その後の彼女ですが、
周りに徹底的に嫌われました。

同級生や違う学年の人たちにとどまりません。
学校の先生からも驚くほど嫌われました。
(見てる方まで、冷たく扱ってるのが伝わるくらい)

この様子を見て「悪口を言っていると、ろくなことはない」と学びになりました。
それ以来、自分は言わないようにしています。

いくら自分は言わないようにしていても、言われることはあります。
「そんな時どうするか」
この本の内容から考えてみました。


・悪口について改めて考えてみる

著者は、
愚痴と悪口の違いについて、
以下のように述べています。

・愚痴

・自分の感情を吐き出す
・相手を傷つけるつもりはない。
・話を聞いてる人から見て「言っている本人がかわいそう」と思われるような内容。

・悪口

・他人の行動を批判する。
・相手を傷つける意図がある。
・話を聞いている人から見て、「言われてる人がかわいそう」と思われるような内容。

簡単にまとめると
主語が自分なのが愚痴、
他人なのが悪口です。

・フィードバックをしよう

「悪口を言われたら、まずフィードバック振り返りをしよう

悪口を言われても気にしない人の考え方 p132

こちらは、樺沢紫苑先生の言葉を引用しています。

インプット→アウトプット→フィードバックのサイクルがあります。
悪口に対しても、
このサイクルが応用できるのは目から鱗です。

フィードバックをしているうちに
冷静な気持ちになれそうです。

・スルースキルを身につける

これさえ身につければ、悪口のダメージが
最小限に抑えられると感じました。

「ふーん」と適当に返事をするが基本です。
次第に相手はつまらなくなり、悪口をあなたに言わなくなるでしょう。

余談ですが、先ほどの中学時代の同級生に対して
徐々にうんざりしてきて、
「またその話か」とそっけなく対応していました。
そのうち言わなくなってきたので、
言ってる本人もつまらなくなったのでしょう。

悪口を言う人は共感を得たいので、
効果があると感じました。

・感想

「悪口についてこんなこと考えたこともなかった」
発見の多い本です。

こんなに身近なものなのに、意外と特化した本は見たことがないことに気づきました。

言う人と同じ土俵に立ちたくないと
改めて思いました。
自分からも言わないに限ると実感。

学生さんで、クラスメイトから悪口を言われて
辛い思いをしている人もいるかもしれません。
ネット上で悪口を言われてる人もいるかもしれません。

そんな辛い思いをしている人にこそ
おすすめしたい一冊でした。

以上、ちえでした。
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