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日本も無縁でない【聖書がわかれば世界が見える】

「アメリカやヨーロッパに多い印象」
このくらいの印象しかありませんでした。
高校の世界史で、宗教改革を習ったくらい。

私自身キリスト教系の学校を出ていないので、
本当に無縁でした。

そうは言っても世界で多くの人が信仰しています。
アメリカやヨーロッパの文化を理解しようとしたら、避けて通れないと感じます。

去年から旧統一協会が話題になりました。
関連書籍を読みましたが、キリスト教が基になっていることが分かりました。
多少知識があれば、「何か変」と気づいたことでしょう。

「内容は分からなければ騙されるリスクがある」と実感しました。


・日本にも入ってきているもの

日本はキリスト教の国ではありません。
信者も国内で100万人とそこまで多くありません。

※参考


それでも日本に根付いているものがあります。
今となっては当たり前になってますが、「1週間=7日」です。
神様が6日働いて7日目に休んだことが由来です。

私が物心ついた時は既に「1週間=7日」でした。
わざわざ考えたこともありませんでした。

来月にあるクリスマスも、キリスト教由来です。
お寺や神社の家の人は、クリスマスを祝うことはないと聞いたことがあります。

もはや宗教のイベントというよりも、
商業イベントの意味合いが強いと感じます。

そう考えると日本人も無縁ではないと感じました。

・求めよ、されど与えられん

時々この言葉を聞きます。
この言葉を実感することが増えてきました。

「私はこうしたい」
「分からないから教えてほしい」

何かしらの行動を起こさないと
誰も助けてくれないと感じます。
当たり前と言えばそれまでですが。

『旧約聖書』が由来なのを聞いてびっくりしました。
他にも日常的に使っているけど、聖書由来と知らない言葉がたくさんありそうです。

・「ロー対ウェイド」裁判

「アメリカで中絶ができなくなるの?」とあるニュースを見て驚きました。
勝手なイメージですが、日本より女性の権利について進んでいると考えていました。

しかし、歴史をさかのぼればアメリカの最高裁が「中絶する権利」を認めたのは1973年。
50年しか経っていません。
それもある女性が行動を起こしたから認められた権利と知りました。

それがあっさり覆される様子を見て「日本でもどうなるかわからない」と恐怖を感じました。
医療従事者のアカウントの間では、一時話題になっていました。

「なんでこんなことが起こっているのか」と
複数の記事を読んだら、
キリスト教の教えが関係することを知りました。

宗教上の内容なのは分かるけど、
追いつめられてる女性の立場から考えると
「宗教は必ずしも人を幸せにするものではない」と考えてしまいました。

・感想

「クリスチャンになるつもりはなくても、ある程度知識はあった方が良さそう」
読んでみてそう感じました。

「外国に行くことはないから、別に知らなくても問題ない」
そういう考えがあるのも否定しません。

しかし、今後は日本の多くの企業は海外進出をせざるを得なくなるでしょう。
国内で完結する仕事は減ると予想してます。

そうなると、キリスト教の国の人と
取引することは十分に考えられます。
特にアメリカやヨーロッパの多くの国にキリスト教徒がたくさんいます。

円滑にビジネスを行うためには
相手のことを知る必要があります。

詳しく知る必要はなくても、
ある程度知っていると困らないだろうと思います。

以上、ちえでした。
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