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稼ぐより上手く使うほうが難しい【「消費」を「投資」へ変える頭の良いお金の使い方】 

「お金を稼ぐより上手く使うほうが難しい」

コロナ禍で10万円の現金支給があったときに
まさに実感しました。
生活に困窮しているなら、生きるために使います。
しかし、そうでないならどう使うか。

「どうせその後、大増税で召し上げられる。
だったら投資になるような使い方をしたい」

そう考えると、何に使うかとても悩みました。

最終的には、こちらになりました。

・読書の効能

読書の有用性は説明不要でしょう。
本書ではこう触れてます。

「自分の思考の枠組みを変える」
「自分の意思決定力を変える」
「自分のアウトプット力を変える」

著者は、考え方が変わったり、
決断力、アウトプット力がついたりすることを
求めています。

思考の枠組みを変えるのが目的なら、
実用書だろうが、文学作品だろうが、
どんな本でもいいのではないかと私は考えました。

・貧乏人相手の方が儲かる

お金持ち相手の方が単価が大きいから
儲けそうなイメージがありました。
しかし、実際は逆。
貧乏人相手の方が儲かります。
なぜなら、お金の計画性がない人が多いからです。

イメージしやすいのは、消費者金融でしょう。
事業ローンや不動産ローンを借りる場合は、
計画性がないと通りません。
しかし、消費者金融はそこまで厳しくありません。
お金がなくなったと言って、
無計画で借りる印象があります。

他には、スマホゲームの課金も当てはまりそうです。

・貧困が連鎖する理由

「貧困は世襲しないし、遺伝もしません」
FPの横山光昭さんの本にありました。
希望のある言葉だと思います。
ではなぜ、貧困は連鎖するのか。

著者はこう言います。
「親の貧乏な思考習慣、行動習慣が遺伝する」
問題なのは、親の思考・行動が子どもに影響を及ぼすことです。

「うちにはお金がないよ」と言われ続けられた人は
本当に思考も行動もそうなっていきます。

一人の親として、罪深いなぁと考えさせられました。

・感想

一時期、午堂さんの本をよく読んでました。
彼のようにお金持ちになったわけではないけど、
世間で言われるお金持ちへの印象が変わりました。

「思考停止してる人は誰ひとりいない」
「人と違うことをするのを恐れてない」
「取れるリスクは果敢に取る」

そう考えると、事業や投資などで成功した人って
すごいと尊敬しました。

久しぶりに読みましたが、
考えさせられる内容でした。

以上、ちえでした。
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