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2023.5.22西日本新聞に掲載されました。

「まだ掲載の可否は決めていません」

担当の部署の方から電話が来たものの、
そう言われて戸惑いました。

・電話は掲載前提であると信じる。

これまで何回か掲載されましたが、
その前に必ず電話がありました。
そのため電話が来ると
「掲載」と思っていたくらいです。

「これはさすがに採用は難しいかな」

今回の内容は、勇気を出して書きました。
「攻めたかな」と思ったくらいです。

それでも、「誰にも言えずに苦しんでいる人が、周りの人の無理解でこれ以上苦しまないようにしたい」と願いを込めて投書しました。

掲載するしないはともかく、電話が来た時は、
自分の思いを尊重してもらえたというのが
正直な気持ちです。

・投書文を公開

男性も性被害 もっと認識を

「なぜこんなに長い間、明るみに出なかったんだろうか」。ジャニーズ事務所前社長の性加害疑惑のニュースを見て疑問に思いました。もし被害者が女性タレントだったら、もっと早く明らかになっていたのではないかと思わずにいられません。

明るみに出なかった原因の一つに「男性も性被害者になり得る」ということを知らない人が多いのではないかと考えました。恥ずかしながら、性教育のセミナーを受けるまでこの事実を知りませんでした。

私には息子が2人いて、人ごととは思えませんでした。以前、ママ友と「女の子は心配だけど、男の子はそうでもないね」と話したことを覚えています。一般的に男性の被害が知られていないことを実感しました。

「性別にかかわらず、どんな人も被害を受ける可能性がある」。この件をきっかけに多くの人が認識することを願います。

2023.05.22 西日本新聞「こだま」に掲載。

・投書後の記事に目を疑った

ちょうど、投書をした後に
このニュースを見て驚きました。

「明らかにしてほしい」と思う人たちが
一定数いるんだと認識しました。
しばらくの間、関連ニュースが続きました。

その後、担当部署から電話があったため
何かの偶然としか思えませんでした。

・ただネットで発信するだけじゃない。

「なぜネット全盛の時代に新聞投書?」
そう言われたことがあります。

今やブログやSNSで
誰でも発信できるようになりました。
私も、これまで恩恵を受けてきました。

新聞を購読して他の方の投書内容を読みました。
「これはアウトプット力向上に使えそう」と
気づいて出してみたのがきっかけです。

偶然にも、初投書が採用されました。

後に知ることになりましたが、
採用率は20〜30%くらいと判明。
簡単に採用されるものではないと知りました。

「どんな投書が採用されやすいか」
次第に気づくようになりました。
文章を書くだけではなく、相手のニーズも考えられるようになったことに、成長を感じました。

文章の専門家である山口拓朗さんの名言より
まさに「1投稿1成長」です。

SNSやブログの発信に慣れてきたら、
新聞投書に挑戦するのも面白いですよ。
その前に、最低1ヶ月は読み続けて、どんな傾向かつかんだ方がいいです。

余談ですが、うちの図書館では
町や町民が載ってる記事を取り上げてます。
毎回、私の投書を取り上げていただいて
ありがたい限りです。

以上、ちえでした。
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