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大きな悲しみを乗り越える


自分が頑張ってきたことが報われなかったとき。今までやってきたことが崩れて、なくなってしまったように思えるとき。
失恋して苦しいとき。
大切な人と二度と会えなくなってしまったとき。

本日は、大きな悲しみや挫折に心が壊れてしまったときの処方箋を。
辛いあなたの心の拠り所に、ほんの少しでもなりますように。


自分の全ての感情を許してあげる

大きなショックを受けた時、
早く立ち直らなければと焦ってしまって自分を追い詰めてしまったり、周りに気にしていないふりをして辛さに蓋をしてはいませんか。

忙しい毎日でかき消そうとしたり、自分を否定して叱咤することで悲しみを誤魔化してはいませんか。


かつての私もそうでした。心が追いついていないのに、立ち直って頑張らなければと焦るほど、故障した機械を使い続けて更に悪化させるように、皺寄せが来て身体にダメージを受けてしまう。心が追いつかないことに焦り、どんどん荒んだマインドになってしまう。これでは負のループです。

感情にもデトックスが必要です。
溜め込んでしまうとその感情は体内で濁り、いつか爆発します。逃避のために自分を傷つけるような行動に出ることも少なくありません。

だからそんな時は、自分で悲しみを受け入れて、出してあげましょう。

「私は今悲しいんだな、辛いんだな」と自分で分かってあげること、寄り添ってあげることをどうか止めないで。
そんな私らしさを思い切り受け止めて、休んであげることを、自分に許してあげましょう。


悲しむ時間を決める

「そうは言っても悲しんでいる暇なんてない」
「一度悲しみを受け入れたらキリがなくなりそうで怖い」


こう思う方もいらっしゃるかもしれません。そこで私がおすすめするのが、『悲しむ時間を決める』ことです。

長さは自由です。2時間でも、3日でも、2週間でも構いません。自分の心と相談しながら決めて、その期間は思いっきり感情を出しましょう。

ベッドの上で毎日泣いても良し、信頼出来る人に何度も話を聞いてもらうも良し、思い切り自分の気持ちを叫ぶでも良し。自分なりの様々なやり方で、この期間は感情を外に出すことを躊躇わず、疲れるまでやってみましょう。


その期間が過ぎたら、形式的にでもいいから切り替えて、少しずつ日常に戻していきましょう。心がまだ回復しきっていなくとも、日々を過ごすことで心も正常に戻っていきます。一度感情を放出しているので、心にかかる負荷を減らせるのです。

落ち着いたら振り返ってみて


心が少しずつ落ち着いたところで、自分の気持ちを整理してみましょう。


私はいつも、紙に書くことで心の整理をしています。自分は何が辛いのか。ここで何を知れたのか。自分はどうなりたいのか。そのためにこれから何をするのか。

可視化することで、少しずつクリアになっていきます。(『書く』ということについては、次回詳しくご紹介します🙌)

自分に必要なことを学べたとき、きっとこの経験をする前のあなた以上に、成長したあなたに出会うことが出来るでしょう。


まとめ~その経験は花束になる~

人生で起こる楽しいことも辛いことも、全てを学びにする力が私たち人間には備わっています。


今は辛いかもしれないけれど、その経験が優しさと賢さになって、それを花束として誰かに手渡せるときが絶対に来ます。
強さになって、自分の人生を切り拓くエネルギーになるときが絶対に来ます。



だから今は、自分の気持ちに嘘をつかないで。
どんな貴方も貴方らしいのです。だから、自分の心にいちばんに寄り添う貴方でいてあげてね。


本日はここまで🙌
次回は、今回も少し触れた書くという習慣、ジャーナリングついてお話しします。



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