おかやんのーと

30~50年代のミュージカル映画やグレン・ミラーなどのスゥイングジャズを愛する”おかや…

おかやんのーと

30~50年代のミュージカル映画やグレン・ミラーなどのスゥイングジャズを愛する”おかやん”と申します。音楽の記事を中心に、その他好きなもの(本、植物、占いなど)を織り交ぜながら、のんびり更新でやっていきます。よろしくお願い致します♪

最近の記事

音楽をみんなで楽しみたい(楽曲紹介:At Last)

 連日コロナ感染者が増え続け、私の住む関東ではとうとう2度目の緊急事態宣言が発令されました。  そんな状況ですので、音楽に一人静かに耳を傾け心を慰めている、という人も多いのではないでしょうか。私自身、好きな音楽を聴いたり動画を巡ったりが欠かせない毎日となっています。  ですが、同好の士と共に楽しみを分かち合うというのも音楽の楽しみ方の一つで、去年の今頃はそんな楽しい集いがあちこちで行われていました。私はあまりコンサートなどに出向くタイプではありませんが、先日動画巡りで見つけた

    • 新年によせて:♪Make 'Em Laugh♪

       世界中が混乱に陥った一年が終わり、いよいよ2021年が幕を開けました。 昨年は個人的にも義父の介護問題やそれに付随した諍いなど、ここ二十数年、もしくは人生の中で最も波乱に満ちた年でした(^^;)  ですが、何とか大病もせず、今出来る限りの手を尽くし乗り切れたことは本当に良かったと思います。まだ色々と問題は残っていますが、今年は社会情勢も自分の周りも明るいものになっていくことを願いたいです。  ということで、今回は楽しく元気になれるこのナンバーをご紹介。 有名なミュージカル

      • 時代の変わり目を迎える?

         2020年12月22日は、占星術に興味がある人なら一度は耳にしているだろう『グレートコンジャンクション』(以下グレコン)が起きる、つまり発展・拡大の星「木星」と、試練・制限の星「土星」が重なって見える日です。  地球から見て惑星と惑星がぴったり重なる、そんな現象をコンジャンクションと言い、さらに今回のように占星術上で大きな影響力を持つ木星と土星が重なる時は頭に「グレート」が付きます。何だか特別感ある呼び名ですが、グレコン自体は約20年ごとに起きていてそこまで珍しくはありま

        • 秋のバラ

           大雪の報せが増え、いよいよ冬本番となりつつある今日この頃ですが、ほんのひと月前は近くの公園に秋バラを観に行ったものです。  古いスマホなのであまり綺麗に撮れていませんが、折角なので記録を残しておこうと思います。 春のバラとの決定的な違いは背景かもしれません。枯れ葉色に包まれたバラには懐かしさが漂います。 蓮のようにコロンと大きなつぼみが可愛らしい♪ 鮮やかな色合いからしっとりした風情を感じるのも、秋の空気の成せるところでしょうか。  一つの花をずっと見ていると、人の

        音楽をみんなで楽しみたい(楽曲紹介:At Last)

          楽曲紹介:White Christmas

           毎年12月に入ると、どこかしらで流れるあまりに有名なクリスマスソング。それが今回ご紹介する♪White Christmas♪(1942?、作詞・作曲Irving Berlin)です。  子供の頃からお馴染みのこの曲ですが、実は私、かなり長い間♪きよしこの夜♪のように讃美歌が元になっているのだと思っていました。後にミュージカル映画のために作られた曲だと知り、改めて当時のアメリカンポップスの美しさや質の高さを認識したものです。  この曲を使ったミュージカル映画といえば1955

          楽曲紹介:White Christmas

          楽曲紹介:Anything Goes

           少し気が早いですが、もうすぐ訪れる新年にふさわしい明るいものを、と思い今回はこちらをご紹介します。  タイトルはずばり”Anything Goes(何でもありよ!)”   1934年に作られた、作詞作曲共にCole Porter(コール・ポーター、1891~1964)による楽しい名曲です。同名のミュージカル「ANYTHING GOES」の中で披露されました。このミュージカルは後に何度か映画化され、特に1936年製作のビング・クロスビー、エセル・マーマン(舞台版でもこの曲を

          楽曲紹介:Anything Goes

          BGMを追加(動画に挑戦その2)

           すっかり音楽紹介記事の更新が止まってしまった今日この頃。 まずは過去記事の修正をと、少しずつ直しています。動画の無い時代は言葉だけで紹介するのが当たり前だったのに、便利さに慣れると戻るのが大変ですね(^^;)  さて、今回は動画練習の第二段です。 前回作成した動画に写真をプラス、さらにフリー音源を利用しBGMも付けてみました。 少しは見られるものになったでしょうか(^^;)  フリーの音源と言っても、かなりクオリティの高いものが多く驚きました。毎回利用させてもらってい

          BGMを追加(動画に挑戦その2)

          動画作成にチャレンジ!

           もうすぐ10月も終わり、今年も残すところ2カ月となります。 一年を振り返ることも多くなる時期ですが、まさかのコロナがあったとは言え、あまりに成長の無い一年だったなぁと感じる今日この頃。 「このまま終わるのは何かヤダ。一つでも新しいことに挑戦してみたい!」 そう考えた末に、何となく動画を作ってみることにしました(^^;) 右も左も分からない状態なので、まずはPCに入っていた『ビデオエディター』なるものを使用。お試しで作ったのがコチラです。 かなり機能はシンプルですが、まだ

          動画作成にチャレンジ!

          映画『Anchors Aweigh(錨をあげて)』

           久しぶりの通常更新です。前回ご報告した通り、動画は公式に公開されているもののみを引用することにしたので、文字ばかりで目にうるさい記事になっていたらすみません(^^;)  さて、黄金期とも言える1940年代のハリウッドミュージカルでは、休暇中の兵隊を主人公にした物語が多く見られました。その代表作とも言えるのが1945年の『Anchors Aweigh(邦題:錨をあげて)』(1945)です。  主演はGene Kelly(ジーン・ケリー、1912~1996)とFrank Si

          映画『Anchors Aweigh(錨をあげて)』

          動画引用における著作権と今後の方針

           前回の記事から3週間近く経っての更新となってしまいました。 実は次の音楽記事はほぼ書き終えていたのですが、とある記事で「動画サイトを引用することが著作権的にどうなのか」というお話を拝見しました。YouTubeの動画を頻繁に使用している私も気にしている部分だったので、少し更新をストップして考えてみたんです。  しかしながら、調べても”グレーゾーンの範囲が広すぎてよく分からない”のが現状。とりあえず分かったのは、YouTubeから動画を個人ブログ等に引用するのは問題なし、ただし

          動画引用における著作権と今後の方針

          コケティッシュな歌声に潜む哀愁

           今回ご紹介するのは比較的最近のアーティスト、歌手・ピアニストとして活躍したBlossom Dearie(ブロッサム・ディアリー、1924~2009)です。  1924年、シカゴ郊外で生まれた彼女は幼い頃よりクラシックピアノを習っていましたが、後にジャズピアノに転向。成人してからはクラブやバーで演奏するようになります。と同時にウディ・ハーマン楽団など様々な楽団でコーラスに参加、ボーカルとしての活動も本格化していったようです。  1952年にはヨーロッパに渡りコーラス・グル

          コケティッシュな歌声に潜む哀愁

          楽曲紹介:Day by Day

           9月13日。朝から何もしたくなくなるほどの、連日の猛暑にもやっと終わりが見えてきました。  まだまだ本格的な秋とはいきませんが、日が短くなるにつれ夜時間を楽しめるようにもなりましたね。  ということで、今回は穏やかな夜空を眺めながら聴きたい楽曲をご紹介します。 ♪Day by Day♪(作詞・作曲:Sammy Cahn・Axel Stordahl、Paul Weston) ”日を追うごとにあなたを好きになっていく 日を追うごとに私の愛は大きくなるわ”  そんな言葉で始

          楽曲紹介:Day by Day

          コウペンちゃんの話

           イラストレーターの「るるてあ」さんが生み出した、皇帝ペンギンの赤ちゃんをモチーフにしたキャラクター。 それが”コウペンちゃん”です。 こちらは我が家のコウペンちゃん達。左から”いちごミルク”、”おやすみ”、”チョコななな”です♪  お疲れモードの人が溢れる世の中に現れた癒しの化身。どんな時もどんなことも肯定し、えら~い!すご~い!と褒めてくれます。最近は色々な企業とコラボしていますし、ご存じの方も多いのではないでしょうか。  このコウペンちゃん、特定の一個体を指している

          コウペンちゃんの話

          心震わすジュディの歌声(1)

           今年の3月、公開を楽しみにしていながらコロナ禍で諦めた映画がありました。『ジュディ 虹の彼方に』。ハリウッドミュージカル全盛期を彩った天才歌手の伝記映画です。この映画では彼女、そして当時のハリウッドの闇にかなり踏み込んでいて、デビュー当時から大人の都合でその才能や人生までも消費された彼女の姿が映し出されているようです。  とは言え、映画未視聴で深いところまでは知らない私でも、彼女がとてつもない波乱万丈な人生を送ったことは一応把握していて・・・だからという訳ではありませんが

          心震わすジュディの歌声(1)

          占いと私:オラクルカードは面白い

           今回はいつもの音楽記事ではなく、幼い頃から私の側にあった占いに関連した雑談です。  占い、と聞いて殆どの人が一番最初に思い浮かべるのは『西洋占星術』いわゆる星占いかと思います。”今日の運勢”のような形で雑誌やテレビで目にする機会が多いうえ、12種類の星座に当てはめるだけという単純さが広く浸透している理由でしょうか。私と占いの出会いも、やはり小学生の頃に雑誌で読んだ星占いでした。  ファンタジーが好きで、一度興味を覚えると一気にのめり込むタイプだった私は、その時から占いの

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          ミュージカル映画の黄金期を支えた天才ダンサー

          本格的に書き始めるにあたって、まずは音楽や映画関係のアーティストをご紹介しようと思ったのですが、誰をテーマにするかで悩みました。  ドラマチックなのに繊細な歌声が大好きなジュディ・ガーランド?  朗らかで温かい歌声が大好きなドリス・デイ?  ムーディかつご機嫌なサウンドが大好きなグレン・ミラー? 考えた末、今回は彼らを知る入り口となったフレッド・アステアのことを書くことにしました。 フレッド・アステア(Fred Astaire)は、1899年5月10日、オーストリア移民の子

          ミュージカル映画の黄金期を支えた天才ダンサー