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2023下関海響マラソン

結果は4時間25分
去年より5分遅い結果となった。

去年とコースが若干変わっていることに当日気づくと言うなんとも本気度が感じられないこのフワフワ感。

それでも楽しめれば良いと言う感覚である。

今までは本当に独りで走っていたので記録なんかは気にしていなかったけどTwitter(X)繋がりの仲間が出来たおかけで図らずも記録を気にするようになってしまった。

気にすると言ってもほんと少しだけど

気にするのは気にするようになってしまった。

今回は毎年参加させて頂いている海響マラソンで初めて車椅子に乗った経験を話します。

この日も本当に暑かった。MAX25℃!

数年前は冬用の防寒着を着て走っていたのに段々と薄着になり今年は半袖Tシャツで走ってみた。地球温暖化を感じる。本当はワラーチで走りたかったんだけど義母に誕生日プレゼントに買ってもらったナイキズームフライで参戦した。

この大会の特徴は前半20kmはフルフラット海沿いコースでものすごく走りやすくペースも上がりがちなんだよね。

後半は橋を走るので坂道ばっかり。。。

20kmを普段出さないスピードで走った後の坂道はもはや壁に等しいイメージなんだけど前半が気持ちよすぎるのがこの大会の目玉でもある。

そうする事で前半の速度に流されて後半の坂道で追い討ち、更に今年は暑さを加わってトリプルパンチ!

走行データは物の見事に後半激落ちの非常にわかりやすいデータであった。

30kmを超えた辺りから歩いている人、随分前に抜かれた人、倒れている人、なかなかの地獄絵図だ

それでもマラソン大会なので歩かずにゆっくりでも走り続ける事にした。

結果は4時間25分
去年より5分遅いタイムだったけど大会前の30km走が効いたのかそこそこ元気でゴールする事が出来た。

ただ、何となく何時もより声が出ないな。と思っていたのでいつもならゴール後に貰うアクエリアスは持って帰るんだけど今年は全部飲み干した。

ゴール後に待っていた妻とも再会して色々お話しながら妻が用意したお水などを飲みながら駐車場まで約1kmの道のりを歩いた。

途中の交差点で信号待ちした瞬間。脹脛に違和感が!が!が!

そう!足をツル寸前のアレがキタ!

レース後はよくこう言った現象が起こるのでいつものように少し伸ばしたら治るかな?ぐらいの軽い気持ちだったけど今回は違った。その「少し伸ばそう」が出来ないぐらい急激にふくらはぎがつって見た目にも何かに引っ掛けたのか?ぐらいふくらはぎが変形してた。今はこうして冷静に文章書いてるけど実際は激痛の上に激痛が重なって激痛が飛び込んだぐらいでその場で倒れて文字通りのたうち回ってたよ。妻も昔スポーツをやっていたのでのたうち回る僕を捕まえようとするけど、なんせのたうち回っているので中々捕まえられないでいた。

と、その時たまたま通りかかった大会関係者が声を掛けてくれたようで車椅子の要請を本部にしてくれた。

車椅子が来るまでの間に別のランナーさんも駆けつけてくれて、ランナーさんであるが故に?足をマッサージしてくれた。このマッサージが無かったら多分死んでた(笑)

ありがとうございます!

若干落ち着きを取り戻しつつあった中で本部から登場したであろう若者登場!

呼んだ人「あれ?手ぶら?」
若者「えへっ」
呼んだ人「何しに来たんか!!!」

ちょっと面白かったよ……

この後本物の救急隊登場!

この時足のつりはほとんど無く、つった後の筋肉の張りで痛かったので上手く歩けずやっぱり車椅子で駐車場まで運んで頂くこととなった。

人生初車椅子だった。

車に到着した時に救急の方のアドバイスとして「奥さん、この後何か異変が起こっり意識が失う事があったら迷わず救急車を呼ぶように」とリアルなアドバイスもあった。。。

倒れていた時に声をかけてくれた方、足を揉んでくれた通りすがりのランナー、救急隊の方みんなには感謝してもしきれないぐらいの感謝があるので来年も必ずリベンジして困っているランナーを助けようと誓った。

本当にありがとうございます!

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