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カレの港 ポルトガル の第二の都市ポルト         #一度は行きたいあの場所


#青ブラ文学部

ポルトガル  カレの港


山根あきらさんの企画参加作品


魔女の宅急便

「港」という今回のお題でまず思い出したのはジブリ映画「魔女の宅急便」の港町の風景。

「魔女の宅急便」は、ジブリ映画。あらすじを言うまでもないが概略を書くと、
「魔女は思春期になると修行の旅にでる。魔女キキも黒猫ジジ🐈‍⬛を連れ、はじめて、『ほうき』に乗って旅をする。
その中での挫折や出会い、成長を描いたストーリー」である。


さて、実際に宮崎駿監督がここをモチーフにしたかはハッキリしないが、その美しい光景はポルトガル の第二の都市、「ポルト」ととても似ているとの噂がある。



カレの港

まるで魔女の宅急便の舞台になりそうな街。
カレの港〜「ポルト」について調べてみた。

そもそも、ポルトガル の国名は、「カレの港」という事らしい。

ここはローマ時代からある港〜古名カレ。
「ポルト」はポルトガル語で「港」の意味。
すなわちカレの港とは…

カレのポルト→
ポルトゥス カレ→
ポルトガル
と、こんな風になる。


ポルトガルの国の名前の由来となったわけである。歴史ある港町だ。

詳しくはこちらをご覧ください。

ポルトは、ポルトガル北部の港湾都市で、首都のリスボンに次ぐ同国第二の都市です。周辺地域を含めた人口は約160万人。ローマ時代にはポルトゥス・カレ(カレの港)と呼ばれ、貿易で栄えました。そして、ポルトガルの国名の由来にもなった、ポルトガル発祥の地と言われる都市でもあります。「ポルト歴史地区」としてユネスコの世界文化遺産に登録された旧市街地、ドウロ川の両岸に広がる、鮮やかなオレンジ色の屋根と白い壁の家が並ぶ風景が、ポルトガルらしい風景として知られています。大航海時代に活躍したエンリケ航海王子の生誕の地でもあり、鮮やかな町の風景は、彼の栄光の証とも言われています。また、この場所は、魔女と宅急便の舞台なのではないか、と噂されていることでも知られています。

ボヤージュvoyage 世界見聞録より


参考

 ボヤージュvoyage 世界見聞録より
                    (ユーラシア旅行社)



オレンジ色の屋根と白い壁 そしてカモメ飛ぶ港町⚓️


オレンジ色の屋根に白い壁。
私がイメージするポルトガルの街並みは「カモメ飛ぶ異国の港町…」
ヘッダーにお借りした写真はまさにイメージ通りのカモメまで写されていて、迷わず使わせて頂いた。



エンリケ航海王子と大航海時代

エンリケ航海王子は、実際には船には乗っていないそうだが、パトロンとして航海の資金援助をしたそうだ。

そして始まった大航海時代。

やがて、日本にも船乗りたちは到達した。
そして、たくさんの文化、物が伝わった。


ポルトガル から伝来した文化


伝わった言葉と物についてご紹介させていただこう。


 南蛮人と呼ばれたポルトガル人との貿易は、南蛮貿易と呼ばれた。ポルトガル人は鉄砲・火薬・中国の生糸などを日本に輸出し、日本からは銀、金、刀剣などが輸出された。ポルトガル人との交流は、日本語に新しい語彙をもたらした。パンpao、コップcopo、ボタンbotao、タバコtabaco、シャボンsabao等、ポルトガル語をルーツとする多くの言葉が今日の日本語にも残っている。反対に、ポルトガル語のbiombo屏風、catana刀は日本語を起源としている。


 日本にはポルトガルにルーツのある食べ物が伝えられている。カステラと呼ばれるケーキは、ポルトガルのpao-de-lóから発展したものと言われている。金平糖と呼ばれるお菓子は、confeitoがルーツである。これらのお菓子は、今日でも日常的に日本で目にすることができる。今や日本料理として世界で知られているテンプラも、ポルトガル語の宗教用語Quatro Têmporas(四旬節。この時期には肉類を避け、魚、野菜を油で揚げたものを食する)を語源とするという説が有力である。

在ポルトガル 日本国大使館ホームページから


一度は行きたいあの場所 ポルトガル ✈️

行ったことはないにも関わらず、言葉や文化、深く関わっている国…ポルトガル 。

和菓子と言っても良さそうな菓子だが、カステラや金平糖、丸ボーロなどはポルトガル からの伝来ということは何となく想像がつく。
しかし…日本食の代表〜天麩羅の語源がポルトガル語に由来する説がある…このことには驚いた。

長い歴史の国…ポルトガル 。
そこは遠いけど私たち日本人にとって、すでに「日本の文化」に溶け込んでいる身近な国なのだと思う。

行ったことはないのに懐かしい物がありそうな国…
「ポルトガル」は、私にとっての「一度は行きたいあの場所」なのである。


旅に行きたくなった方のために、旅行の案内もつけてみた。


   阪急旅行社ホームページより

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