私の感覚を理解するのは私だけ #21
太宰治『走れメロス』についてだけ #14
ちょっと今日は小説の本筋からは少しばかり離れて、やりたい放題やってみようと思う。
題して、
『走れメロス』を違う題名で表してみよう~!
『走れメロス』はもうこの題名しか考えられない。
『走れメロス』と”メロスは激怒した”は二つでワンセットだ。
だけども。
今日はタブーを犯してみようとおもう…。
メロスの更なる繁栄を願って、罪悪感を抱きながら勝手に新しい題名を付ける。
それが今日の内容だ。
いたって真面目に、心からシンプルに。
では、いってみよう。
例えば最近のラノベ風のタイトルを付けたら、もう少し違うジャンルを愛する方にも読んでいただけるのではないだろうか。
『親友を身代りに差し出したのにのんきに過ごしております~羊飼いメロスは裏切り者?!~』
『磔刑を言い渡されましたが走ってなんとか逃れます!』
『走れと言われても時間があるので休みます~身代りの親友を救い出さねば~』
、、、全ての人から怒られそうだ。
ラノベぽくとか言いながら、読んだ経験がまだないので雰囲気だけになった。
中途半端なのが誠に申し訳ない。
次に、メッセージ性を含んだ映画のタイトルだとしたら。
『激怒』
『やんぬる哉』
『三日目』
とりあえず、本の中から抜き出したらそれっぽくなった。
なんかホラー要素もありそうだ。
あと、海外の有名な書籍風にして、こんなのはどうだろう。
『悪心と信頼』
『メロスとディオニス』
『走る人』
…もうやめておこうか…。
ドキュメンタリーだとしたら、
『カウントダウン~密着の三日間~』
『Run & Run』
『メロス~ある一人の羊飼い~』
もうやめる!!
やめます!!
ただ、これだけメロスのタイトルを考えているのはメロス愛が成せる業だとご理解いただきたい。
メロスで頭がいっぱいなのだ。
どうやってメロスの面白さをまだ知らぬ人たちに伝えるか昼夜問わず考えている。
けれども…
私のやり方はやはり間違っているだろうか…
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