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「孤独」とは

万有引力とはひき合う孤独の力である

谷川 俊太郎

20歳
「孤独」という言葉に敏感だった頃

誰にも気づいてもらえず
アパートに閉じこもっていた

人を信用することができず
それまで友達だと思っていた人さえ憎かった

「孤独」は人を駄目にする
そんな風に思ったこともある
「孤独」は人を成長させる
そんな風に思ったこともある

40歳
今は「孤独」を感じることが少なくなった
メール
LINE
SNS
スマホ開けば誰かと繋がっている
何かと繋がりを感じられる

詩を書く
とは
自分と向き合うこと

自分と向き合う時間でのみ
「孤独」を感じることができる

20歳のころは
「孤独」イコール「絶望」
でも
「希望」に繋がった

40歳
家族の「声」が聞こえてくる
子供の笑い声
兄弟げんか
「孤独」の代わりに
「幸せ」を感じることが多くなった

それでも
20歳のころに感じた「孤独」は無駄ではなかったと思う

あのころ感じた「孤独」と種類は違えど
今も「孤独」を感じていたい

「幸せ」の中にある「孤独」

悪くない







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