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【後編】プライベートバンカーがNISAをやる必要がない人たちがいるので理由を語る
どーも、ブラックベンチャーの金融マンです。
普段はアイドルについて、Xで呟いていたりする訳なんですが、本業は一応、会社ではいわゆるプライベートバンカー的なことをやっている。まあ、わかりやすくいうと、富裕層のお金の相談を受けるという仕事だ。
富裕層のメインだが、当然一般の方々に対しても、色々な話をする。そこでまあ、以下の記事を作った。「新NISAが始まるので、なぜ貧乏人NISAをやるべきなのかを語る」というタイトルだ。
まあ、煽ってはいるが、なぜNISAをやるべきなのかについて熱く語った記事だ。大体4,000字ぐらいだ。
内容を要約すると、以下の理由でNISAをやるべきだという結論だ。
・NISAは増税増税増税増税と叫ばれる、税金に厳しい日本で唯一の免税制度
・1億円株で儲けても、その分が非課税になる可能性がある
まあ、安直に考えれば、NISAをやるべきというのが一般的な話だし、NISAをやらない方がいい理由というのを調べても、
・金がない人
・積極的に投資する人
・損益通算をしたい人
というありきたりな回答が出てくる。
言いたいことはよくわかる。金がない人というのは論外だとして、まず、積極的に投資をする人。詰まるところ、限度額を遥かに超えて運用する人なので、富裕層と言い換えることができる。
富裕層にNISA不要
富裕層ってなんぼのもんやねんと思う人がいるだろうが、金融資産を5億円以上持っている、超富裕層はNISA不要だ。1億円程度であれば、NISAはやってもいいかもしれない。
富裕層にとっては、いくら非課税のメリットがあるといっても、5年で1,800万円という彼らにとっては、しょぼい数字だ。全く意味がない。ボラティリティの大きなものを買えるならありだが、それでも金額が小さすぎる。
何よりも、そのレベルの富裕層がお金を増やす方法はもっと他にある。例えば昨年の市況であれば、債権を買うとかで全然良い。税の繰延で不動産という手だってある。富裕層ともなれば、いくらでも方法があるわけだ。
問題は富裕層以外の層だろという話
そうその通りだ。NISAをやるべきじゃない層が富裕層という話なら、別に一般人はNISAをやればいいということになる。普通にこのnoteを読んでいる人で資産5億円を超えている人というのは少数だろう。
ところがどっこい。一般の方でも、NISAをやるべきじゃない人たちというのが存在する。というより、NISAの「とある問題」があるため、やらないことがデメリットになる可能性があるのだ。
まあ、ここから先は有料で語っていきたい。とはいえ、金融の知識がある人であれば、それなりに当たり前だが、金融の知識のない素人の方、普段個別相談などに乗っている普通の方は知らないことが多いのでためになる情報だと言える。
あと注意をしてもらいたいのは、「NISAをやったら損になる」というわけではない。こういう考え方、方法もあるよということを書いている。別にNISAでもある程度資産を増やせるし、安全な方法を取るなら、積立NISAでも十分だ。
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