タコジローとヤドカリおじさんの10日間の物語『さみしい夜にはペンを持て』を読んで
『さみしい夜にはペンを持て』
著者 古賀史 絵 ならの
物語の舞台は海の中
中学生3年生のタコジローはいじめられっこ
そんな彼が学校をサボった日に偶然出会った
ヤドカリのおじさんとのふたりの姿を描いた10日間のお話
これだけ聞くと子供向けの童話かなと想像。
タコジローに日記を書くことを通して大切なことを教えてくれるヤドカリおじさん
○書くことは自分と対話する事
○自分の思いを書くことで形のある『考え』に変わる
○お喋りとは違う書くことの力
この本を国語の教科書で使ってほしい
そんな風に思ったり(笑)
○日記を書き続けること、そのノートを開くことで広がるのは自分だけの世界
書き留めたい言葉たっぷり
その中から2つのことばをご紹介
🍀絵が上手とか、上手じゃないとかに 関係なく使える色の種類が多い方がいい その方が表現の幅が広がる
これはことばについても同じことが言える
🍀スローモーションカメラで世界を眺める スローモーションのビデオで『あのとき』を再現するそれだけで文章の表現力はぜんぜん違ったものになる
書くことや表現することを学びたい人に
ピッタリな本です。
果たして、今現在、この本読んで
書くことのレベルアップに繋がったかは不明だけれど・・・
読んで良かった本ランキング入り決定の1冊です。
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