日常生活での工夫 ➡︎ アンチエイジング
何とかして日常生活を変化させよう!
改めまして、M.Jです。
「お肌の調子が悪くて、肌荒れがする」
「脚のむくみがひどくて、夕方になると脚が重い」
「血液検査をすると異常な部分が多い」
このようなお悩みを持っている方にとって改善のヒントとなる「アンチエイジング(=老化防止)」の記事について書いていこうと思います。
化粧などで「肌の悪い状態を隠す」という表面的な考えではなく、身体の中からの「美の追求」について考えることができればと思います。
この記事をご覧の皆さん、「身体の中を美しくすること」つまり「身体のアンチエイジング」についてM.Jと共に学んでいきましょう!
ご一読いただけると「老化防止の知恵」について何かが得られると思います。
今回は、主に血管の老化を防ぐという視点で「日常生活での工夫」について掘り下げていきます。
老化について
アンチエイジングの基本は「老化を防ぐ」ことと解釈されているようです。
ただ「老化」という言葉の意味は「何となく知っているのですが・・・」といった方もいると思います。どのようなことを指すのか詳しく見ていきましょう。
【老化とは】
⚫︎加齢による「筋力・神経伝導速度・肺活量・病気に対する抵抗力」などの低下
⚫︎同じ年齢であっても「老化の速度」は異なる
《同じ年齢でも実年齢よりも若く見える、老けて見えるの「違い」がある》
《筋力・持久力・心肺機能などで若く見える、老けて見える「違い」がある》
◯「老化」と「加齢」は大きく異なる
⚫︎加齢→実際の年齢、生まれた時期が同じであれば誰でも同じ
《加齢は遅らせることはできない》≠《老化は遅らせることができる》
【老化の原因】
◎酸化ストレス ◎免疫力の低下
◎遺伝子の異変 ◎細胞機能の低下
◎ホルモンレベルの低下
かなり硬いことを書きましたが、年齢が同じであっても「若く見える人」と「老けて見える人」は存在するようです。
簡単にいうと「歩く速度が速い・遅い」「言葉がハッキリしている・していない」などのことです。
「あの人、どう見ても80歳には見えない」という方は「老化していない」「若々しい」と言えるのではないでしょうか!
皆さん、周りから「若々しい」と言われたいのであれば、この記事の中に答えがあるのかもしれません。
若々しく見られるための理論にはどのようなものがあるのでしょうか?
次の項では、アンチエイジングについて書きます。
アンチエイジングについて
言葉だけは聞いたことがあるという「アンチエイジング(=抗加齢医学)」ですが、どのようなものでしょうか?
【抗加齢医学とは】
⚫︎健康な人のさらなる健康を指導するプラスの医学《究極の予防医学》
⚫︎元気に長寿を享受することを目指す医学
【抗加齢医学の基本】
⚫︎生活習慣を改善し、健康長寿を目指す
⚫︎病的老化を予防・治療する
⚫︎老化のメカニズムの解明
⚫︎抗加齢医学に基づく医療の実践
【抗加齢を達成する方法➖日常生活における抗加齢】
①禁煙をする
➖タバコを吸うと血管が収縮してしまう
《細胞へのダメージが増大して、老化を促進させる》
②飲酒の量を少なくする
➖アルコールはAGE(終末糖化産物)が多く含まれている
《大量のアルコールは、老化を促進させる》
③加工食品を避ける
➖コーラ・清涼飲料水・ハム・ベーコン・ウインナーなど
④GI値が高い(血糖値を上げやすい)食品を避ける
➖ジャガイモ・小麦・バナナなど
⑤抗糖化のための栄養素を摂取する
➖緑黄色野菜・ビタミンC・納豆・ヨーグルトなど
⑥睡眠を十分に取る
➖6時間以上かつ質の良い睡眠
《寝不足が続くとAGE(終末糖化産物)が消費されない》
⑦適度な運動をする(ブドウ糖を消費する)
➖軽めの運動が望ましい《ウォーキング》
⑧ストレスを解消する
何といっても「健康長寿」でありたいと願っています。「血管の老化」はものすごくこわいので「日常生活」に気をつけていきたいと思います。
特に「禁煙」と「少量の飲酒(できれば禁酒)」を意識していきたいと思います。
老化の防止のための「アンチエイジング」についてですが、今回は特に「食事」の部分に注目していきたいと思います。
どのような日常生活をすれば、老化を防ぐことができるのでしょうか?
次の項では、AGEという「老化を促進する物質」について書きます。
AGE(終末糖化産物)を減らす生活
なかなか耳にすることのない「AGE(終末糖化産物)」ですが、大量に摂取してしまうと「老化を促進してしまう」のです。すると「肌荒れ・抜け毛など」という身体の表面的なものから、「血液検査の異常・動脈硬化など」の身体の内面的なものまで症状が出現してきます。
一体、「AGE(終末糖化産物)」とはどのようなもので、身体にどのような影響を与えてしまうのでしょうか?
【AGE(終末糖化産物)とは】
⚫︎タンパク質と糖が加熱されてできた物質
⚫︎老化を促進する物質
⚫︎AGEが増えると「身体の多くの部位で深刻な病気を引き起こす」危険性が高くなる
【AGEが身体に及ぼす影響:老化の症状】
◎動脈硬化
➖脳梗塞・心筋梗塞
◎メタボリックシンドローム
◎骨粗しょう症
◎認知症
➖アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症
◎目の病気
➖白内障・緑内障・加齢黄斑変性症
◎糖尿病
◎変形性膝関節症
◎肌の症状
➖肌荒れ・肌のたるみ・シミ・シワ
【避けたほうがよい➖AGEが多い食品など】
◎タバコ ◎アルコール(特にビール)
◎ポテトチップス ◎フライドポテト
◎トンカツ ◎ステーキ
◎ハンバーグ ◎ハンバーガー
◎焼き鳥 ◎清涼飲料水
◎バター ◎マヨネーズ
◎加工食品➖フランクフルト・ベーコン・ウインナーなど
⚠️注意:基本的には「こんがり焼いた動物性脂肪(牛肉など)」にはAGEが多い
⚠️注意:小麦が多く含まれている製品にもAGEが多い
⚠️注意:加工された食品もAGEが多い
【調理法によるAGEの量】
◎少ないほうから順番に・・・①→⑥
①「生」②「蒸す・ゆでる」③「煮る」④「炒める」⑤「焼く」⑥「揚げる」
⚠️注意:「焼いた物」「揚げた物」にはAGEが多い!
改めて「AGEが多くなる」と身体に大きな悪影響が出現します。
最初は、表面的なものが出現することが多いようです。
肌の症状である「肌荒れ・シミ・シワ」や髪の症状である「抜け毛・白髪」といったところです。また「老眼」もその1つといわれています。
年齢を重ねると「放置してしまう」ことも多いのではないでしょうか!
この段階で「日常生活の改善」、特に「食事の改善」に取り組んでいければ、「脳梗塞」「心筋梗塞」「緑内障」「加齢黄斑変性症」などの深刻な病気の予防につながると思います。
「脳梗塞」や「骨粗しょう症」などによって、「介護の必要な病気」場合によっては「生命の危険」となるので「老化しないように意識すること」はものすごく大事です!
「歳だから、そのままでいい」「若返りに無関心でいい」といった考え方では「要介護状態(=他の人の手を借りないといけない状態)」が長く続くでしょう。
「自分の自由な時間」も少なくなるので、多くの人に「老化防止」または「老化を遅らせる」ことに関心を持っていただきたいと思います!
老化を防ぐ:ピンピンコロリを目指そう!
この記事をご覧の皆さん、いかがでしたか?
今回の記事を通して「自分自身の10年後、20年後について考えるキッカケ」になりましたか?
40歳以降になれば「食事に注意しなくて健康を維持することができるケース」は少ないと思います。
喫煙している人やお酒を大量に飲んでいる人など「健康に悪い生活」をすれば「老化」しやすくなると思います。また、20歳〜40歳のM.Jのように、「AGE(=終末糖化産物)の多い食べ物」を多く摂取すると「老化」しやすくなります。
実際M.Jは、20歳代から「忘年会」をキッカケに「お酒を飲む」「ポテトチップスやハンバーガーを頻繁に食べる」ようになり、「肌荒れ」や「抜け毛」が多くなりました。
30代後半からは、血液検査は「異常値」がほとんどです。
「老化を遅らせるにはAGEを減らすことが大事!」という山岸昌一先生の本を見た後、M.Jは「老化への危機感」を感じて「食生活の改善」に取り組んでいます。
現在、M.Jは以下のような生活の改善をしています。
【M.Jの生活改善:老化の防止】
◎緑黄色野菜(基本的には生野菜)を多く摂取する
◎お酒はほとんど飲まない(年2回:缶チューハイ1缶飲む)
◎ポテトチップスやハンバーガーは食べない(2年以上未摂取)
◎トンカツは月1回しか食べない
上記の食生活をするようになって「肌荒れは無くなる」「抜け毛は少なくなる」という感じで、「老化を遅らせる(血液検査の結果の改善が図れる)」ようになりました。
M.Jは、まだまだ「見た目よりも若い」とはいえませんが、40歳代以降にAGEを意識していなければ、動脈硬化は進み「脳梗塞」または「心筋梗塞」になっていた可能性は高いと思います。《M.Jの親せきはほとんど脳梗塞を発症している・・・》
「若さを保ちたい!」と強く思っている方には、今回の記事は参考になると思います。M.Jと一緒に『AGEを減らす生活』をしてみませんか?
ご覧いただき、どうもありがとうございました!
今後とも、M.Jの記事をよろしくお願い致します。
補足事項
以下の3つの文献は「アンチエイジング」についてわかりやすく書いています。ご覧いただけると有り難いです。
参考:日本抗加齢協会:抗加齢医学とは
参考:セルバンク:アンチエイジングとは?
参考:大正製薬:糖化を防ぐために取り入れたい「7つの抗糖化習慣」
以下の文献は「AGE(終末糖化産物)」についてわかりやすく書いています。ご覧いただけると有り難いです。
参考:AGE測定推進協会:AGE(終末糖化産物)とは?
以下の文献は、調理の方法による「AGE(終末糖化産物)の量」について書いています。ご覧いただけると有り難いです。
参考:ワコール:AGEを増やさない調理法
以下の文献は、山岸昌一先生が研究されている「AGE(終末糖化産物)」についてものすごく詳しく書いてあります。ご覧いただけると有り難いです。
参考:日経BP:ここまでわかった、老化物質「AGE」の謎と介入戦略
以下は、素敵なライターが「皮膚の老化」などについてわかりやすく書いています。ご覧いただけると有り難いです。
関連記事:piasu:肌の老化原因と対策方法。肌を綺麗に保って明るく生きよう。
以下の2つの記事は、私がAKARIで「AGEが増えることによる影響について」血管と眼への影響を書いています。ご覧いただけると有り難いです。
関連記事:M.J:水分補給をしよう!血管の詰まりにご用心!
参考:関連記事:M.J:目の健康に良い生活について
以下は、TANOSHIKA CREAITVEの「AKARI」のサイトです。素敵なライターたちが記事を書いています。ご覧いただけると有り難いです。
推奨サイト:AKARI
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?