どんだけ極悪八十神「因幡の白兎」の見所🎵〜「古事記」感想文15
優しくてイケメンなオオナムチ(大国主神)が際立つ「因幡の白兎」のその後です。(プリ香の主観まみれの感想文です。ご了承くださいませ!)
国宝級笑顔の書道絵本画家Princess香龍です❤️
オオナムチ(大国主神)の苦難が始まります!!
そもそも八十神というのは、あの暴れん坊だった須佐之男命(スサノオノミコト)と櫛名田比売(クシナダヒメ)夫婦の6代孫です。
愛妻家のスサノオの後は、人を増やす事が通例になっていたので、一夫多妻制が取られていたらしく、「因幡の白兎」からの主人公のオオナムチには80人ほどのお兄さんがいたというのです。
しかも、オオナムチとは少し歳が離れていたせいもあって、まるで別格の団体と少年っていう構図。そして、顔面偏差値がレベチ。
むさ苦しい集団で、導き出される答えは「烏合の衆」です。
パシリに使ってやろうという発想もゲスだし、「絶世の美女がいるから、みんなで求婚しにいけば誰か気にいるかも?」
なんていう発想も「ないわ〜〜」です。かず打ちゃ当たるってもんじゃないのです。
しかも、パシリの子供の方を八神姫が選んだ時に、「プツン」と凶暴のスイッチが入っちゃったんです。
自己肯定感が低い人は、自分を守るために、必ず他者を攻撃します。しかもそれは弱者に向けられます。(強い人には敵いませんから)
なので、子供に対してのいじめがエスカレートしていきます。
ウサギに、「傷口には塩だよ」なんていうのは序の口です。
まず、「猪退治をしてほしい」とそそのかし、山の上から大きな岩を真っ赤になるまで焼いてオオナムチに叩きつける。・・・オオナムチ、即死。
と思いきやイケメン贔屓のカムムスビノカミ(造化三神)が助けて蘇らせちゃう。しかも、子供から一気に大人になったオオナムチに女性達がメロメロに。。。
その様子を何処からか聞きつけて、今度は大木を引き裂いた中にオオナムチを挟み込み圧死させる。
主人公は死なないので、今度はオオナムチの母親が神力で彼を助け、再び蘇る。
ここまでくれば、追ってこないだろうと思いきや、しつこく襲ってくる八十神。
まあ、最後には試練を乗り越えたオオナムチが大国主になるための序章だったとしか言いよう長ない展開になるのだけれど、この執念たるやどうしたものか?
恨みや妬みで人に危害を加えれば、いずれは自分に返ってくるものです。
イジメは多くの場合、集団や権力で押し潰そうとするので、タチが悪いのです。いじめる奴はいくら兄弟や友達でも、犯罪者です。
オオナムチのように自力や他力が備わっていればいいけど、普通の人だったらひとたまりもありません。逃げれるなら逃げたほうがいいのです。
因みに、八十神と八百万の神とは違いますので、悪しからず。
日本の神様の物語は最高!「ドラマティックJapan」。。。感想文はまだまだ続きます!
だんだん良くなる!未来は明るい!!
皆様に湯水の如く良き事が起きます!!
香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory
「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976
参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA
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