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世界の160都市を周ってみた

ヨーロッパで一番古い木造住宅はフランスにあり、築700年でいまでも立派な状態で使われていた。柱がびっしり立っている建物で、屋根は急こう配、オーバーハングがあり、デザイン的にも優れたものであった。

日本の東北地域にも同じような工法があり、雪の深い地域の特徴でもある。何百年も残っている多くの木造の建物の特徴は地産地消の木材を使っている事や、妻切のシンプルな屋根の形状が印象的であった。

株式会社MISAWA 取締役会長 三澤千代治


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