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ひざが伸びにくい原因って?②

おはようございます!ジョイントフィットネストレーナーの中尾量です。

前回に引き続き、膝が伸びにくい原因について紹介していきます。
膝が伸びにくくなる原因として、皮膚の状態や靭帯なども考えれますが筋肉に視点をあてて紹介していきます。

今回の記事が参考になれば幸いです。よろしくお願いします!


前回のおさらい

膝関節の特徴として2関節筋が付着している部位であるということが挙げられます。

2関節筋とは膝と股関節など2つの関節を動かす作用のある筋肉で、膝にはハムストリングス(股関節と膝)、腓腹筋(膝関節と足関節)が付着しています。

ハムストリングスと腓腹筋は膝を曲げる作用があるので、柔軟性が低下してしまうと膝が伸びにくくなってしまいます。

ここで股関節や足関節の位置関係を変えることでさらにどの筋肉が制限となっているのか絞り込むことができます。

腓腹筋の影響→足関節を背屈した状態で調べる

今回の記事では腓腹筋の影響について紹介していきます。
腓腹筋の影響を調べるためには、仰向けの状態で足関節を底屈した状態と背屈した状態で膝の伸びにくさに変化があるか調べます。

腓腹筋の作用は膝屈曲、足関節底屈なので、仰向けの状態で足首を背屈させて膝を伸ばすと伸長される位置になります。

背屈した状態でさらに膝が伸びにくくなる場合は腓腹筋の柔軟性が低下し膝が伸びにくくなっていると考えれます。

ちなみに、ハムストリングスは股関節伸展作用と膝屈曲作用があります。
仰向けになることで股関節は伸展位となるため、ハムストリングスの影響は少なくなります。

以上、膝が伸びにくくなってしまう原因について紹介していきました。
股関節や足関節の位置関係も膝関節に影響を及ぼすので、しっかり何が原因がチェックしていくことが重要ですね。

今回の記事が参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!

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