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人工膝関節置換術後の痛みの原因って?

おはようございます!ジョイントフィットネストレーナーの中尾量です。

今回は人工膝関節置換術後に生じる痛みの原因について紹介していきます。

手術後は様々な要因によって痛みが生じていきます。

今回の記事が参考になれば幸いです!よろしくお願いします。

手術後の痛みとして考えられる要因①手術後の炎症

まず、考えられる要因として、手術後に生じる炎症が考えられます。

皮膚や筋肉、靭帯などを切開するので、やはり炎症が生じてしまいます。
炎症は手術後2~3日がピークとされています。

炎症に対する処置としてはアイシングなどにより患部を冷やし炎症症状の軽減、また過度に関節可動域訓練を行って不用意に炎症症状が長引かないように関節可動域訓練を行っていきます。

手術後の痛みとして考えられる要因②術後の筋肉や靭帯の伸長

次に、手術後に痛みの原因として、手術後の膝関節の矯正により、膝関節周囲の筋肉や靭帯が伸長され、痛みが生じていることが考えれます。

例えば、内反膝(O脚で足が広がっている)の方の場合を例に挙げてみます。
O脚の方は膝が外に広がっているため、外側の筋肉や靭帯が伸ばされ、逆に内側の筋肉や靭帯は短くなっている状態になっています。

その状態を手術によって矯正されるため、結果として内側の筋肉や靭帯は引き延ばされる形となります。

その結果今まで縮んでいた分、伸長されるため痛みが生じてきます。

こちらはストレッチやマッサージなどを行って柔軟性を出していきます。

以上、手術後の痛みの原因について紹介していきました。

手術後の炎症によるものもあれば、位置関係の矯正によって生じる痛みもありますね。

参考になれば幸いです!最後までお読みいただきありがとうございました!


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