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人工股関節の手術後に獲得したい動作とは?

おはようございます。ジョイントフィットネストレーナーの中尾量です。

今回は人工股関節の手術後に獲得したい動作について紹介していきます。
もしかしたら読んでくださっている方の中には今後股関節を手術する方もいらっしゃかもしれません。

この記事が参考になれば幸いです。よろしくお願いします!

人工股関節手術後に獲得したいのはあぐら(開排動作)


人工股関節を手術した後に、リハビリが始まり歩行訓練や可動域運動をおこなうと思いますが、獲得したい動作としてあぐらをかく動作(開排動作)があります。

理由としては、
①人工関節の脱臼を防ぐために必要
②生活動作の幅を広げるために必要
なことが挙げられます。それぞれ解説していきますね。

①人工関節の脱臼を防ぐために必要

人工股関節ですが、手術直後のリスク管理として脱臼予防が挙げられます。
股関節が内ねじりをしながら深く曲がり過ぎてしまうと、人工股関節のカップからボールが飛び出てしまい脱臼してしまうおそれがあります。

そのために、あぐらのように外に曲げながら動かす必要性があります。

②生活動作の幅を広げるために必要

①と話がつながりますが、手術した直後はあまり深く曲げるのは危険なのであぐらをかきながら生活動作を行います。

例えば、靴を履いたり、ズボンを着脱する動作です。

あぐらかくように股関節を曲げることで脱臼を防ぎながら、生活動作を行うことができます。

このように、リハビリでは立ち座りや歩行に加えて開排動作の獲得も重要になってきます。

以上参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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