あの頃。

どん底の生活から一転、ハロプロの熱狂的なファンになり、仲間とのオタ活に没頭していた劔(つるぎ)。だが時は流れ、仲間たちは次第に離ればなれになってしまう。

出演：松坂桃李、仲野太賀、山中崇　…その他
監督：今泉力哉

大阪でパッとしない毎日を過ごしていた劔(松坂桃李)が友人にあややのMV集をもらって一気にハロオタ街道を突っ走ることになるお話。
きっかけはあややのCDを探しに行ったCD屋さんの店長を含むオタ集団によるイベントに参加したことでメンバーと仲良くなり卒業のない青春をめちゃくちゃ楽しんでいく。
そんな中、アイドルの卒業だったりいざこざもありつつ楽しい毎日を過ごすんだけど以前からやっていたベースへの情熱も捨てきれない。
先に東京に行った仲間のもとに行くことになりライブハウスで働くことになるんだけどバンドに誘われて音楽活動をはじめる。
そんな時、問題児だったコズミに病気が発覚する。

自分もアイドルだったりアーティストに元気もらったり気付かされることがあったりするものだけど、全力でアイドルを推せることが本当に羨ましいと思う。
アイドルを応援することでできる仲間って最高なんだよね。
同じもので笑えるし感動できるし一喜一憂できる。
卒業のない大切な友達。
学校、職場、サークル、習い事。
いろんな場所で友達はできるけどオタ友の友情は厚い。
のんびり見ていたらコズミの病気が発覚して本当にショックだった。
ご存知の通り仲野太賀の演技力は素晴らしくて最初は本当にただのネット弁慶だしいつも問題起こすし余計なことするやな奴ー！と思ってたんだけど最後の最期まで強がりなコズミだった。
泣けるよ〜とか事前予告なく観てしまったので泣いちゃいました。
ハロオタ(しかも２００４年頃〜)はもっと泣けるはず。
劔が「僕は今が一番楽しいですよ」ってどんな時でも言葉にできるのは大好きなアイドルが支えになってたからかなと思う。
あ〜ガチオタの視点で見た感想知りたいな。

結果：アイドルは正義。大人になってからの友情は尊い