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儒教的道徳観

「儒教」とかタイトルには入れたけど、あまり関係ないかも(笑)

 いきなりで申し訳ないが、私は「長幼の序」という言葉が嫌いです。この世に生まれ出て来たのが些か早いからといって、マウンティング取られては堪らんのだよ。こんなことだから、昔から生意気だとか言われてるんだろうな…うん、それはよくわかってるの。
 もちろん年上の人とか、目上の人を軽んじてる訳ではないのですよ?
 ただ、年上だから、大人だから、年寄りだから、では敬われなくなったことは認識しておいた方がよろしいかと思います。自戒の念を含めて…です。
 昔はちゃんと理由があったんだと思います。年上ということは自分よりも経験値が高くて、いろいろなことを知ってるとか、大人であるということは、社会の一員として認められた証だとか、病気やら何やらのトラブルを乗り越えて長生きしてるというだけで、年寄りは敬われていた訳ですね。長生きしてる分だけ経験値も高いし、知恵もあるということでね。
 翻って現代はどうかというと、もう長く生きてるだけでは偉くも何ともないのです。だって、みんな長生きするようになったから。知見の高さなんかでも、10代の若者と40代のオッサンでは差が無いどころか、下手すると10代のほうが賢くて、いろんなことを知ってたりするのです。本当に「人間は平等で対等」ですね。
 敬われたかったら、敬われるだけの「何か」を持てということ。人徳でも技術でも経験でも何でもいいです。お互い認め合う「何か」を持って接すれば、年齢はあまり関係ないような気がします。

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世代間の考え方の違いって、どこから来るものなんだろうと思って、なんとなく書き綴ったシリーズ(?)です。特にテーマとしての統一感は無いかも(笑)

それぞれの世代が抱える背景のようなものを、自分なりに考察してみました。

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