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ソビャーニンの前線訪問

12月2日 モスクワタイムズ:

ソビャーニンは「戦争党」への忠誠を誓う
モスクワ市長が「前線」での画像を公開

モスクワ市長のセルゲイ・ソビャーニンが前線に赴いたことを報告した
「前線」に行き、「モスクワから動員された人たち」に会ったという
どの場所のことを指しているのかは特定していない

彼によれば、「数千人の市職員がライン作業をしている」そうだ
「私たちは防衛線の仲間を助けて、対戦車塹壕、塹壕、ピルボックス、壕などの装備を整えています
発電機やストーブの設置、照明の設置などを行っています」
テレグラムのチャンネルで写真の下に
「医療ステーションを建設中です」と書いている

ソビャーニンはルハンスク訪問の報告している
そこで出会ったのが、「モスクワの地元病院の医師たち」だった

「クレムリンはソビャーニンを少し血で汚すために戦線に送り込んだ」と政治アナリストのアッバス・ガリアモフ氏は言う
その結果、プーチンの立場が悪くなり、プーチンの前線での存在感の無さが「より一層目立つようになった」という
「戦争というテーマから限りなく遠いモスクワの市長でさえ、そこで足跡を残しているのに、兵士を死に追いやっている司令官は、まだ戦線の後ろでウロウロしている」
(と印象付けた)とガリャモフは説明した

ソビャーニンは、いわゆる「沈黙の党」の代表とみなされていた
戦争について発言することを好まない高官や実業家たちのことのである

以前、モスクワはドネツクとルハンスクの「後援」となり、その復興に協力することを約束した
この関連で、モスクワ市長は6月上旬にルハンスクを訪問し、(自称)ルハンスク人民共和国のレオニード・パセチニク代表と会談を行った
しかし、大統領府に近い2人の情報筋によると、モスクワ市長はルハンスク人民共和国訪問を「熱望してはいなかった」という
「ソビャーニンは関わりたくなかったようで、『モスクワと取引しているのだから、自分は関係ない』という態度を取ろうとしていた
しかし、ルハンスクのために、その立場を崩さなければならなかった
プーチンはソビャーニンを指名し、その後ソビャーニンはあきらめ、ルガンスクに行った」

ソビャーニンがウクライナ戦争の話題を出したのは、数週間前、モスクワの新年祝賀行事に関する投票が行われたときが最後だった
そこでは、都が儲かるように、大衆的な行事や祝祭を手放してはいけないと訴えた
ソビャーニンは、その収益を戦争支援に回すと約束した

市長は、祝わなければ西側との「連帯」行為になると主張した
「ヨーロッパで何が起こっているかを見てください
西側は、何の解決策もなく、暗く憂鬱な気分になっている
彼らと連帯してやっていこうということでしょうか?
なぜ「祝賀会」を行わない事が必要なのか?
それは似非愛国主義ですよ」
ソビャーニンは、このような決定は「神話的な経済と仰々しい思いやりの名の下に」なされるものだと言う

それにもかかわらず、モスクワ市民は市長を支持せず、戦時中は市内でコンサートや花火をしてはいけないと決めた
そして、街頭での飾り付けだけにしか同意しなかった
(終わり)

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