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「毒親あるある」とASD・ADHD

マガジン「毒親あるあるがASDやADHDの特徴とわかったらスッキリした」をはじめます💞


3か月間ほどNOTEからも書くことからも遠ざかり、
アウトプットの全てをやめてゆっくりゆっくり過ごしていました。

瞑想 好きな音楽 好きな食べ物&ワイン お昼寝 
ゆったりした時間の中で、いくつかのインスピレーションがやってきました。

このマガジンはその一つです。

私はアラカン、母は92歳です。
母と私の親娘関係から実際に体験して学んだ事柄を
いろいろな側面から書いていきます。

今はサラッとこう書いていますが、
現実的にも精神的にも余裕のない日々がありました。


認知症と発達障害

年老いた母がASD(自閉症スペクトラム)ADHD(注意欠如・多動)の特徴を持っていると気づいたのは、
父が亡くなり、母と暮らし始めてから3年ほど経ってからです。

大人の発達障害という言葉が聞かれるようになってきた頃だと思います。

しかし老人のASD、ADHDは周囲の理解も得られず、一人でかなり苦戦ししながら母に対処してきました。

現在もあまり多くの情報はありませんが、一説によると10人に1人は何らかの発達障害の特徴を強く持っているといいます。
お年寄りの中に相当数の方が発達障害的特徴を持っている方がいらっしゃると推測します。

参考記事


10年間の紆余曲折

およそ10年間ほど紆余曲折しながら、やっと最近は俯瞰した視点で全体像を眺められるようになりました。

母と暮らし始めた頃の、戸惑いや不安、怒りの入り混じった暗いトンネルの中にいるような日々は過ぎ去り、

何かトラブルがあっても、なんとかなるさという前向きでポジティブな気持ちと、またまたやってくれました~という感じで笑っておしまい!という時もあります。

怒りを感じることもありますが、そこに長く留まることはありません。

この心境になるまでにいろいろなことをしてきましたが、
後半はかなり楽しみながらやってきました。


学び直しとASDやADHDの特性


最初は、心理学やトラウマ、PTSDについて、それから発達障害(ASD ADHD )について独学で学びなおしました。

私は教育学を学び、10年ほど発達障害(知的障害・肢体不自由)のお子さんや青年に関わる仕事をした経験があったので、その経験もかなり役に立ちました。

相手の状況やその時の周辺の環境などを冷静に客観的に観察する力は、この時に養われたと思います。

母が発達障害の特徴を持っているとわかった後に、
もっと早く気づいていたら、長い間、あれこれ悩まなくてすんだと思います。

最初から適切に対処していたら、これほど感情的にこじれなくて済んだかもしれないとも思います。

大人の発達障害という概念には救われましたが、同時に発達障害ではなく特性であるとも考えます。

毒親(毒になる親)という言葉や概念も、ー自分が悪いわけではなかったーという気付きを得るために有効でしたが、

その後の対処に、「毒親」というラベルはあまり役に立ちませんでした。

発達障害 ASDやADHD も母の特徴を理解するのに有効な概念ですが、母娘の関係性や新たな生き方を構築していくには、時として邪魔になると私は感じます。

(マガジンの題名にこれらの言葉を使用しています。
短い単語である現象を示すのには便利なので、本意ではないですが使っています。)

日本はみなと同じであることが要求される場面が多く、
変わっていることで、世間や周囲から浮いたり、
叩かれてしまうことがあります。

自尊心を持つことを大切にしている国では、ASDやADHD的特性を困りごとではなく秀でた能力と生かして活躍している人も多いようです。

日本でも特性を生かして活躍している方もいると思います。

ASDは日本語では、自閉症スペクトラムです。

スペクトラムは現象などが連続しながらあることを示します。

光が差し込んでいる時に明確にここまでが明るく、ここからが暗いとはっきり分かれないように、

ASDの特徴もここからここまでがASDで、ここからは違うとは言えません。

定型発達の人も一人一人個性が違うように、ASDの特徴を持つ人も一人として同じ人はいません。

実際、私もASDの特徴の一つの「感覚過敏」をかなり強く持っています。

昭和4年生まれの母がもし現在に生れていたなら、その時代よりは生きやすく、できる事や可能性の選択肢があったのだろうと想像します。

戦争時を生き抜いてきた母は、過去の狭い価値観や思い込みをなかなかアップデートできないまま生きています。

ASDの特徴の一つの「こだわり」や「執着」が強いという傾向が影響していると思います。

一緒に住み始めた頃、他人に挨拶やお礼を言うことができなかった母が、最近は言えるようになりました。

おそらく周囲はそんな生活習慣的なことは当たり前で、
それがわからない、どう適切に表現していいかわからない
とは夢にも思わなかったのだと思います。

そんな些細なことの積み重ねで母の生きづらさも増していったのかもしれません。

学ぶ機会、教えてもらえる機会さえあれば、
もう少し社会の中で生きやすかったかもしれません。

私が家庭に閉じ込められてきた事柄を開示することで、少しでも理解が広がること望んでいます。
どのような個性も尊重され、誰もが自分を大いに肯定して生きることが当然になる社会になることを願います。

スピリチャルな観点


そんな日々の中で心理学・老人介護や福祉の領域を超えた視点からも母との関係性や自分の内面を見るようになりました。

スピリチャルな事柄は体調を崩した30代の頃から興味を持ち、
本を読んだり、講演会やセミナーに参加していました。

私は好奇心旺盛な性格で、何事も自分が納得するまではやるところがあります。

発達障害児の療育・教育・畑(野菜・ハーブ)・マクロビオティック・子育て(自然流育児)・シュタイナー教育・武術(太極拳・合気柔術)・ガーデニング・編み物・カタカムナ・オルタナティブ歴史の探求 そしてスピリチャル

分野を問わず、自分のその時に興味のあるものを片っ端からやってきました。

そうしながら、この世界にある全てモノのおおもと、源になる智恵・叡知があるはずだと、それをずっと探していました。

その叡知に出会い、やっと「自分の人生の舵を自分で握っている」という感覚を今、味わっています。

これらのことが、毒親やASDとなんの関係があるのかと思われるかもしれません。
その辺りをいろいろ視点からじっくり丁寧に書いていこうと思います・

スピリチュアルと量子科学の世界も近づきつつあります。

現在の心理学や精神医学などの一般的な事柄も書きますが、
それらを超越し、踏み込んだ内容を加えて書きます。

そして何よりも、書くことを楽しみたいと思っています。

穏やか、豊かさや幸福を望み、今世で実現させたいと思う方

親御さん、ASD・ADHD 介護 その周辺の事柄で悩まれている方には、
少しでも楽な気分になって頂けるような内容を書きたいと思っています。

タイミングが合って興味を持たれた方、

どうぞお付き合いの程よろしくお願いします。

ご質問があれば、記事の中でお答えしたいと思います。
コメント、またはメッセージでお知らせください。

この最初の紹介記事は無料ですが、次回からは有料記事(100円)
とさせていただきます。

一つの記事はおよそ3000~4000字です。1万文字前後です。

それでは、アップデートした最新・風見婆 をお楽しみください(*^_^*)

*毒親 「毒になる親」 toxic parents

アメリカのセラピスト スーザン・フォワードが生み出した言葉
子どもに害を及ぼす親

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90歳を越えた母はASD/ADHDの特徴を持っています。 老母と暮らして悩み、実際の体験の中から学んだ事をいろいろな切り口で書いています。…

自分の実体験をもとに書いています。 悩むことも迷うことも多かった、楽しんできたことも多いにあった 山あり、谷あり、がけっぷちあり、お花畑あり、 人生半分以上過ぎたけど、好奇心はそのままに 何でも楽しむ気ありありです。よろしく!!