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花に癒され、生かされて/はじめてクラウドファンディングで応援した話

noteで素敵な記事をみつけました

素敵なアレンジメントをされる方がいらして、ちょこちょこ見させていただいていたのですが、今回クラウドファンディングをなさるということを知りました。

「産後ケアとして、お母さんたちにお花に触れ合うワークショップ」と「お花の移動販売」のためのプロジェクトです。

まるで花の方から日常に歩み寄ってくれるような素敵な提案に思えて、すごく魅力を感じました。憧れのように遠くにいる方の、遠くの街のプロジェクトなのですが、思わず応援させていただきました。

プロジェクト参加も1000円から30000円まで幅広く、リターンで花を頂けるのもすごく素敵で。わたしは、コストのなさそうなお名前の記載をお願いして、花のリターンは選ばなかったのもの。言葉にならずに、これを書きながらもずっとニヤニヤしています(怪しい)

花のある暮らしのみずみずしさ

花のある暮らしをしている方のことを、何年か前に短いお話にしたことがあり。

わたしは独身ですが、花を買いにショップに行くときは、ちょっと特別な時間です。月に2回くらい、お花だけを買う目的で外出して、花屋さんに20分くらい歩きます。

花を飾ると、朝起きて水を交換する時間に、とってもリズムがあって整っている感覚を得ます。でも、お花に気を回すのは敷居の高さもコストもあって、こういった生活ができるようになったのは、実家から独立して、街中に引越しをしてからのこと。

花が部屋の片隅に咲いていると、とげとげしている気持ちをいったん「置いておく」場所ができるような気がします。みずみずしい潤いを含んだ花びらの、透き通った色味を見つめるとき、私はなんだかとっても清んだスペースが心の中にできる気がします。あえて、セーフティーネットのような余白を作るような心地です。

また、実家にいたころ、まだ父が生きていた時に、一緒に祖母の仏壇に飾る花を買いに行ったのが、わたしが花を買う習慣のきっかけになったのですが、部屋に飾る洋花と比較すると、仏花はとても気丈で強い花だと気づかされました。白い菊の生命力にハッとさせられます。

きっとその人にとって、必要なときに花に救われることってあると思うんです。花を必要としている人が、心にそっと活けられるように、モノクロームのなかであっても、彩りを取り戻すきっかけになってくれたらいいなと、花に生かされたわたしも思うのです。

主催のSOLA角田幸恵さんのプロジェクトが、成功することを心から応援しています。


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