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人前で話すことが苦手な私がやってる事

今までの人生で人前に出て話すことをできるだけ避けており、
転職時の面接などの避けられない場面では、
過度に緊張してしまい手応えを感じたことは皆無でした。

しかし、現職に入職してから「話す」素養が度々求められるため、
その度々でたくさん苦労しながら進めています。
着任当初より少しは話すことに自信が持てるようになりましたので、
同じ境遇で苦しむ人に向けて、やってきたことをまとめてみます。


練習する

「話す」には、まず声を出す必要がありますが、
声を出すには、顎やお腹や声帯など様々な箇所を使います。
また「話す」には「考えている事を言葉に出すという」脳の神経も使います。
当たり前ですが「話す」には、身体中の様々な筋肉が必要でした。
そこに気づいてから、話すことも筋トレと同じで練習して筋肉を鍛えることが必要だと、話すのが上手な人はそれだけ練習しているのだと、腹落ちしました。話すことに自信がない方は、まず練習量が足りてるかを振り返ってみてください。

当然の事ながら練習し始めた当初は全く上手くいきません。
大体の事はそうですが、何かを上達させるためには、成果が出ない時期が一定期間あります。
中々上達せず、停滞していると感じる事も多いので、予めそういうものだと理解して、淡々と練習してください。
※私は以下の記事を参考にさせて頂きました。

電話応対編

現職での最初の業務が電話応対でしたが、Sler時代にした電話応対は新人の頃だけで、当初緊張して上手くいかず電話の呼び出し音に恐怖を感じていました。

対策として、上述の「練習する」を元に練習をしました。
具体的には、家や車の中など誰もいない場所にこもり、電話の受け答えをシミュレーションしました。業務で受ける電話応対にはいくつかのパターンが存在しますので、それらのパターンがスラスラと言えるよう練習しました。
この練習を通じて「話す」ための最低限の筋肉ができて、電話応対に自信が持てるようになりました。

プレゼンテーション編

現職ではプレゼンを行う機会が度々ありましたが、
プレゼンで人前に立つと緊張して手足が震え頭が真っ白になっていました。

プレゼンの中身以前にスタートラインにも立ててなかったので、
最低限スタートラインには立とうと決めて、
緊張の原因を分解すると大きく3つでした。
1. 人前に立つのが怖い
2. 声が震えて緊張する
3. 上手く話せなくて失敗するのが不安

1つ目について
人前に立ち慣れてないと、演台に立った時にいつものと違う光景が目の前に広がるだけで緊張してしまいます。
まずこれに慣れるために、機会を見つけては演台がありそうな箇所に立ち、演台からの目線に慣れるようにしました

2つ目について
頭が真っ白になるのは、緊張した自分の声が震えているのを聞いた時、でした。そこで、声の震えを抑えるためには、お腹から声をだす、ゆっくりと話す、の2つが有効だと分りました。
本番になると、どうしても早口で喉から声を出してしまう傾向があるので、内容はともかく「ゆっくり」「お腹から」だけを意識した練習を行いました。

3つ目について
プレゼンの説明に不安があると、本番で緊張が高まりました。
不安を払拭するには、自分の作ったプレゼンの説明が、最低限自分自身で納得できるまで、作り込み読み込むことだと思います。
人が感じる印象はともかく、少なくとも自分の中では「やったな」と思える程度に内容が作り込まれ、読む練習も出来ていれば不安も軽減できると思います。

番外編(動画に撮る)

セルフ「話す」練習も一定数の効果がありますが、
相手がいないので出来栄えを客観視したい時があります。
その時は「動画に撮る」のが有効でした。

動画に撮ると、話し方の癖がわかります。
私は、動画に撮ると「えー」や「そのー」などを多用する癖があるとわかりましたので、出来るだけ癖を無くした言葉遣いができるよう意識して練習しました。


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