見出し画像

七歩目~新規就農までの歩み録~

農業員会に行って現場視察の農地を選びに行った。
農業委員会の窓口に行くと、先約が一人いた。
その人が終わるまで、しばらく待った後、自分の番が来た。

「売りたい・貸したい農地」一覧のファイルを見ながら候補を出していった。
今回は、「登記地目」が「畑」となっているもの以外の場所も含めて、候補地を探した。
候補となる農地が決まったので、さっそく、現場視察へ。
2か所の農地を見に行った。

1つ目は、現在水田として使っているところで、米を育てていた。
その農地は、水田地帯の一角だった。
もう一つは、昔に水田として使っていたが、今は耕作していないところだった。
草がボーボーに生えていて、大人の胸の高さぐらいあろうかという草で生い茂っていた。ここもやっぱり、周りが水田で、その一角だった。

なかなか、ピンとくる農地が見つからない。。。

しかも、今住んでいるところから農地が遠い。。。

農地探しは始まったばかりで、そんなすぐにいい農地が見つかるはずはないというのは分かっているけれども、少し、気持ちが落ち込む。。

とくに、布団に入ってるときに、考え込んでしまう。
深夜に、トイレで起きた時や、朝方、早く目が覚めてしまったときに、ふと、農地を見つけてブルーベリー・レモンを育てるのって、難しいのかな、、、なんて弱気になってしまう。

こういった負のルーティーンは、たまに頭の中に出てくる。
特に、布団に入って寝っ転がっているときに。
でも、結局、色々考えるけれど、やっぱり、無農薬でブルーベリー・レモンを育てたいという想いの方が勝つ。

広い畑に広がるブルーベリー・レモンの畑。その畑のわきにじゃがいもやハーブや春菊など、野菜が育っているようなことを思うと、こつこつとやっていこうという気持ちが湧いてくる。

いろいろと障害があるけれど、結局は、自分が勝手に生み出してしまう負のルーティンを乗り切ることが大事なのかもしれない。
それに、こうして農地選びをする前は、ただ、頭の中で「こういう果樹園を作りたいな」といったようなことを考えるだけで、全然、前に進んでなかった。それに比べれば、全然いいし、いろいろなことも知れたし、こうしてみようという創意工夫や気力も沸いてきたような気がする。

色々あるけれど、考えすぎず、こつこつと、進めていこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?