「もうやってられません!」とボヤいてみたら
「もうやってられません!」とボヤいてみたら
もう20年も前の出来事です。
2001年12月にブリヂストンへ転職し、化工品の某プロジェクトの仕事を
もらってから2年ぐらい経過したときのことです。
なんというか、、、、、問題ばかりが続出していました。
問題って?
担当は、新商品の開発設備を企画設計することでした。新商品は試作のためにあらかじめ、新設備を工場に入れて、新商品を生産します。
試作品をお客様のところへ納入しなければならないので、新商品を開発する
部隊は、お客様と約束した数量をきっちり納めなければなりません。
で、問題というのは、予定通りの数量が生産できそうもないときに
開発部隊の方から情報連絡が入ってきていたのでした。
ちゃんとした会社😅だったので、開発品生産状況が日々、関係者に
情報がはいってきました。その中で、「設備の不具合のせいで、
新商品が予定通り作れない」という情報が多々あったのです。
この頃は、
何をどう対処していいのか?
がまったくわからなかったのです。
そういう不具合情報をもらっても、知らんぷりしておいたら😅
当然のように、上司経由で、「あの件、どうなんてんの?」
と言われていました。お客様のクレームをもらって、何にも
対処しないから、そりゃ、言われるわ😅💦💦💦
でも、本当に、どうやって、行動していいのかが
まったくわかりませんでした。
上司から、「ひとまず現場へ行って来い!」と言われて
そのとおり現場へ行ってみるが、お客様の開発者が現場に
不在で、ちゃんとした情報がきけず、何のために出張へ
行ったのかがわからないこともありました💦💦
(お互いの予定を調整していれば、そんなことにならないのにね🤣)
これは、仕事をする以前の問題で、人(お客様)に向き合っていないし、
コミュニケーションをとろうともしない。もっというなら、当時の私は
自分自身にも向き合っていない💢
いろいろな人から、いろいろなことを言われて、右往左往してしまい
結局何の問題解決もできやしないし、だれに相談していいのかも
わからないありさま。
新人ということもあって、職場の宴会行事の幹事を任されたり、
職場の係の仕事を任されたり、なんかいろいろなことに振り回されて
いました。
仕事もダメ、家庭も親子関係もボロボロ
もう会社に行くのが嫌になりかけていたころ
一つ年上のセッパイにポロッと
「もう問題だらけで、やってられません」
とボヤいてみたら、
その先輩、
「何言ってんですか?ますむら⤴️さん!
僕たちスタッフは問題を解決するために
仕事をしているんですよ!問題がなくなったら
僕たちの価値なんてないんですからね、
しっかりやってくださいよ。
頼んますよ。もう、まったく、、、、」
と。
あらあら、私らのお仕事は、問題を解決するためだったのか、、、、?!
ちょっと、目から鱗というか、そうはいうけれどという疑問とともに
「で、どうやって問題解決するんだろう?????」
という疑問が出てきました。
その方法は、その先輩から教えてもらうことはありませんでした。
が、別の機会に、別のキャリアのある先輩と一緒に出張したときに
問題の解決方法を一から教えてもらいました。
問題解決方法とは、ブリヂストン流のアレでございます。結果を出している製造業の企業であれば、どこでもやっているんでしょうが、ブリヂストンでは、自流のネーミングをつけたり、体系化したり、全社(全世界)で活用したり、学び場がちゃんとあって、その浸透が半端なかったです。だから、私は当時学んだことがなかったアレを、一緒に出張したその先輩から、現場レベルで教えてもらって、すごく勉強になったことを記憶しています。アレを体型的に学んだときも、理解度がグッと高まりました。
これをきっかけに、
「どうやったら、問題が解決できるのか?」
ということに意識が行って、
「世界一やさしい問題解決の授業」(渡辺健介著、ダイヤモンド社出版)
という本を買ったみて、問題解決をどうやったら
できるのか?を興味を持って勉強しました。
本を読んで、なるほど!ロジカルシンキングか、、、、
とは思いましたが、
実際のお仕事とどう結びつけるのかは
まったくイメージできませんでした。
そして、会社でも、アレの勉強会は事例発表会なんかもたくさん
あったのですが、どうも私は理解が乏しいというか、
聴いてもよく理解できませんでした。
もちろん、発表も何回も
やりましたが、お仕事に落とし込んで、アレをやることが
ぜんぜんできませんでした。
あるとき
コーチングという言葉を知り、
そして
たまたま公開コーチングに出会って
それを見た時
「これすごい!✨」
と思ったのでした(出会ったのは、2011年ごろ出来事)
さて、さて、
今日お伝えしたかったことは
ブリヂストンって会社は、本当にスゲェーだろう!!!
ではなく
コーチングに出会った俺って、すごくツイてるねーーーー
でもありません。
そうそうそれは、
もし
お仕事で悩んでいることがあったら
身近な誰かに相談してみたら?
ということです。
身近な誰かというのは
職場の先輩かもしれませんし、後輩かもしれませんし、
まったくお仕事とは関係のない人(家族、友達、、、、、)
など
もし倫理法人会に入っている方(会員)であれば
倫理指導
が受けられるので、そういうのを活用するのも
ありですね。
そこまでおおげさにならなくても
身近な誰かに、複数人相談してみるのは
ありです。
一つアドバイスするとしたら
その悩みを聴いてもらいたいだけなのか?
あるいは
その仕事の何かヒントをもらいたいのか?
あるいは
その仕事の具体的な解決策が欲しいのか?
をご自身が決めておくこと。
決まっていなく話してもいいですが
決めていた方がアドバイスや意見を
ご自身が受け取りやすのでは?
と思うからです。
相談される方も、何をお伝えすれば
いいのかがわかりますね。
もし
お仕事で、何か悩んでいる方がいたら
ぜひ身近な誰かに相談することをお試し
くださいね!
あlちゃんとレスありそうな方を
セレクトして相談してくださいね😄
ところで、
20年前にボヤいた先輩は、
その後私の上司になり、
大いにその部署で助けてもらったし、
上司ではなくなったあとも
何かと飲み会で交流してきました。
さきに私が会社を辞めてしまったので
今はほぼ付き合いはありませんが
LINEでは繋がっているので、
またいつかそういう日も
くるでしょう。