ベビーシッターになってみた!が、辞めた理由 2位と1位
2位 危険がずっと隣り合わせ
「抱っこをしていて自分が転んだらどうしよう」
「ご飯を食べていて詰まらせたらどうしよう」
このような不安がずっとありました。
シッティングに入る前に、
・通り道を確保する
・小さい部品などが落ちてないか確認する
・床掃除をする
・靴下の裏チェックをする
・ズボンの裾は短いものにする
というのは行っていました。
が、結局のところ、
・気をつける
しか、ないんですよね。
自分の子育てでも、注意力散漫なせいかよく壁にぶつかりそうになるので「自分の子どもを殺さないように育てる」と思ってやってきました。
それはベビーシッターになって、お預かりしたお子さまに対しても同じでした。
自ら課したこのプレッシャーがかなり疲労を起こさせたのではないかと思います。
そういえば、産後の自宅訪問の時、保健師の方に、
「大丈夫。赤ちゃんはそんな簡単に死にませんよ( ^ω^ )」
って言われましたが、不安は拭われませんでした。
「自分がお預かりしたお子様を殺してしまう(アクシデントで)かもしれない」
という恐怖も常に一緒にシッティングに入っていた為、そのプレッシャーに耐えきれなくなり、辞めることにしました。
1位 お子さまに怪我を負わせてしまった
1歳未満の子をシッティングした時でした。
私の爪がお子さまの足に刺さってしまい、血が出てきてしまいました。
日常生活を送る中ではまだ切らなくても大丈夫な程度の長さですが、伸びてはいました。
お散歩前のお支度中に起きました。お子さまに靴下を履かせる時に、私の爪がお子様の足に刺さりました。
ご本人は泣かず、ご機嫌も変わることなくケロっとしていましたが、すぐに保護者さまに連絡し、状況を伝えました。
保護者さまもはじめてのことで戸惑っていらしたので、こちらから、病院に行くこととワセリンを塗って絆創膏を貼り、様子を見ることを提案しました。
(対応は会社によって違うと思うので確認必須です!)
保護者さまによっては怪我の対応が決まっていることもありますし、公園で転倒した子の時は、画像とメッセージを送り、このくらいなら大丈夫ですよ!といっていただけたこともありました。
ですが、どのような場合もまずは写真に撮っておくことをおすすめします。
これも最初の面談で許可をいただいておくこと、怪我をした時の流れも事前に確認しておくと後がスムーズです。
私のいた会社では、怪我の程度に関わらず、事故後はすぐに会社に連絡することが決まっていました。
怪我の対応は会社によって違うと思うのでしっかり確認して、覚えておくのがおすすめです。
少し話がそれましたが、
自分の爪で怪我を負わせてしまった
⇒私は安全なシッターではない
と思い、安全第一でお預かりすると決めてスタートしたベビーシッターでしたが、辞めることを決めました。
自分の子どもにも怪我を負わせたことがなかったので、驚き、ショックが大きすぎました。
爪はお子さまに直接触れてる凶器です。
他にもシッターの身につけている物で凶器になり得るものは、
・髪の毛(からまる、ささる)
・アクセサリー(ひっかく)
・ベルト(ひっかく)
・ズボンのすそ(滑って転ぶ)
・ボタン(ひっかく、落ちて誤飲)
などです。
お家にある物で凶器になり得るものは、
・布団(窒息)
・本(切り傷)
・おもちゃ(壊れてないか要確認)
・テーブルなどの角(ぶつける)
です。
他にも、
・飲食物の食べこぼしを食べてしまう踏んでしまう
・ぶつかってしまう
・落としてしまう
・壁に当たってしまう
・自分のバッグの置き場所によって転倒してしまう
など、事故が起きそうな場面はシッティング中ずっと続くのです。
私は自分の育児中も子どもを落としたりぶつけたりして殺さないように(大袈裟な表現ですが)ずっと気を張っていました。
これが大変でノイローゼのようになっていたのに、仕事中も気を張り続け、毎度疲労困ぱいでした。
最終的には、保護者さまにすぐに報告したことが誠実とうつったようで、感謝のお言葉をいただくことができましたが、怪我を負わせてしまったことには変わりありません。
楽しく遊ぶことよりも、命を守ることに気を張りすぎてやめることにしました。
性格も関わることですが、私のように心配症の方は疲れすぎてしまうかもしれません。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
次回は、ベビーシッターの「大変な部分」についてお伝えします!
またお読みいただけたら嬉しいです!
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