見出し画像

ばーばと2歳ヤンチャBOYとの3日間戦争♪最終日

お嫁ちゃんがふたりめを無事出産。

そのお兄ちゃん、と言ってもまだ2歳のユーヤくん。

パパはお仕事で忙しく、ばーばとふたりでのお留守番日記。

ママは日曜日におうちに帰ってくる予定。
そう、赤ちゃんと一緒にね♪

ユーヤくんは〝はじめまして〟の、小さな自分よりもさらに小さな天使を見て、どんな風に受け止めるのか…。

昨日の夜、必要なものをパパが仕事終わりにママのいる病院に届けてくれた。

その荷物の中に、ママのために私が先日買ってあげた乳頭クリームを入れてもらった。

すぐにママからLINEがきて、めちゃくちゃ嬉しいと言ってくれた。

吐き戻しも多く、なかなかオッパイを上手く吸えない赤ちゃんのことや、これは息子から聞いたのだが、経産婦というだけで『そんなこともできないの?』的な扱いをひとりの助産師さんから受けたらしく、お嫁ちゃんはかなりナーバスになっている模様。

人は人。焦らずマイペースでねと返事を返した。

こんなの送るの変かな〜と思いながら購入した乳頭クリームは、お嫁ちゃんにとって心の特効薬にもなったようだ。

ママが入院してから、ユーヤはご飯中に自分の席を立ち、パパの膝に乗ってくるようになった。

昨日のお昼も私の膝に、夜もパパの膝に乗ってきて、ご飯の途中だったのに、食べることをせず、言うことを聞かなくなった。

パパは優しく、膝に乗ってもいいが自分でご飯を食べるよう何度か促したが、ユーヤはなかなか言うことを聞かず、あれもイヤこれもイヤだとダダをこねた。

見かねたパパは『じゃあもう食べなくていい!』と、少しキツめに大きな声を上げ皿を取り上げた。

ユーヤは号泣。
私がなだめようとしても、ばーばじゃないパパがいいと言う。

パパに甘えたいのだ。

そりゃそうだよね。
昼間はずーっとばーばと一緒で、パパが帰ってきたらやっぱりパパだよね。

どうにもこうにも泣き止まず、最終手段はやはりこれしかない。

YouTube の出番である。

はじめはそれもイヤだと泣き叫んだが、いざつけてみると『あ、くるまだー』とケロリ。

その間にパパもゆっくりご飯を食べ、そのあとまたふたりはキャッキャと遊んでいた。

息子が私に聞く。
『あれがイヤイヤ期なの?』

私が答える。
『違うよ。ただ寂しいだけだよ』
『怒ってもいいことなんてひとつもないよ?こちらが耐えるしかないんだよ』

息子がうんうんと頷く。

『もしかしたら、赤ちゃん返りするかもね』
『大変なのはこれからだよ』

子供を育てるということは〝忍耐〟である。

親だって人間だ。
子供に対して心の底から腹が立つことだってある。
可愛いだけで育てられるわけがない。

泣いたことを忘れたかのように無邪気に遊ぶ孫の姿を見ながら、そんなことを思った夜だった。

そして今日。

明日は土曜日だから息子は家にいてくれる。

なので、私とユーヤのふたりっきりの時間はひとまず今日が最終日。

もうひとりのばーばとじーじは、ママが戻ってくる翌日に来てくれることになった。

そしてそこで私のお役目はひとまず終了。
自宅へ帰ることになる。

ホッとするのと同時に、ほんの少し寂しい気持ちもある。

しかし私の体もそろそろガタがきはじめている。

実は夜中、寝返りを打つ際、右ふくらはぎが思いっきり攣ったのだった。

いわゆるこむら返り。
その痛いのなんのって…。

その後遺症が今でも残っているほどで、
『今日は公園はやめとくべき?雨が降っていたから、地面も濡れているだろうし、仕方ないなぁ』

と、ほぼ雨のせいにして外出は無しにした。

しかし、2歳のヤンチャBOYが家で大人しく遊んでいるのを見ていると、やっぱり外で遊ばせたいのが親心ならぬ〝ばーば心〟。

家の前は車もほとんど通らないので、ボール遊びをすることに。

ユーヤはひとしきりウロウロと走り回り、新しい遊びを始めた。

ボールを隠し(たつもり)、ボールが鬼なのか自分が鬼なのかよく分からない〝かくれんぼ〟。

全く同じ場所、同じ動線、同じリアクションでの一式の流れを、かれこれ20回ほどさせられる。

つらい…。
でも可愛い。

遊び方も、ここ最近急激にダイナミックになっている。

平気で段差にもすぐ登るし、溝なんかもヒョイっとまたぐし、外にいる時は本当にヒヤヒヤする。

手を繋ぐのを断固拒否するし、今のユーヤは怖いものなしである。
なんでも出来ると思っている。

どういうことなのだろうか。
お兄ちゃんの自覚が自然に出てきたということなのだろうか。

今日もソファの肘掛けの上に立ち、ソファにダイブするという遊びを、汗をかくほどエンドレスで続けていた。

危ないからやめなさいと、いくら叱っても聞きやしない。

階段も今までは手を繋いで登り下りをしていたのに、今はひとりで行ける、余計なことするなと言わんばかりの勢いで、逆に私が叱られる始末。

ママが居ないたった5日間で、これほどヤンチャ度に磨きがかかるなんて…ママはビックリしちゃうかも。

お昼寝の寝かしつけの時、私は何も聞いてないのに、ユーヤはこんなことをボソッと話した。

パパはおしごと、ママはおいしゃさんー。

すごいね。
ちゃんとわかってるんだね。

晩ご飯の準備をしている時に、ユーヤはひとりで遊んでいたのだが、『ばーばー』と言いながらハイハイをしてこちらへ寄ってきた。

しかもちょっと赤ちゃん風に…。

実はコレ、目撃したのは2回目だ。

何かの真似とかではなく、あくまでもごく自然に赤ちゃん風に…。

私はちょっとビビってしまった。

おぉ…。
もう既に赤ちゃん返りが始まってるではないか…。

このことは、息子にもお嫁ちゃんにもまだ話していない。

私とユーヤとの、ふたりだけの秘密である。




最後までお読みいただき有難うございました♪

ではまた。        Tomoka (❛ ∇ ❛✿)

この記事が参加している募集

#スキしてみて

526,258件

#子どもの成長記録

31,468件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?