見出し画像

転職とはチャンスをもたらすもの

こんにちは。
公務員からの転職を目的として転活中のSHOGOです。

今週読み込んだ本の中で、
現在転職を考えいている方、今の会社に少しでも不満や先が見えないと感じている方に、一度は読んでいただきたいかなりおすすめの本がありました。

それがこちらの本、

画像1

『転職の思考法』(北野 唯我)です。

この本は目から鱗の、今の自分をかなり勇気づけてくれた本でした。この本を読み込んで、「公務員をやめて転職をしよう!」と決意している自分の志は間違ってないんだ。と思えて、心が軽くなりました。

本全体の要約ではなく、自分にとって重要だと感じた部分の要約をしていきます。↓

◆「転職の思考法」を読む目的

・自分の転職への意思決定は間違いではないことの確認
・転職活動を続けていく上でやるべきことの明確化
・転職で失敗しないための考え方を手に入れる

◆要点まとめ

この本の要点を大きく5つにまとめました。

①転職に必要なのは知識でも情報でもなく、「思考法」
②自分のマーケットバリュー(市場価値)を理解すること
③成長している業界・会社に身を置くこと
④心から楽しめる「状態」が必要
⑤失敗を招く唯一の条件は、「腹を括るべきタイミングで、覚悟を決めきれないこと」

①転職の「思考法」

なぜ、初めての転職が多くの人にとって怖くて、自信のないものになるのか。それは、転職というのは多くの人にとって「初めての意思決定」であるから。
多くの人は普段、じつは何も意思決定しないで生きている。自分で大学を選んで、就職先も自分で選んできたと思っているかもしれない。しかし、それはただ単に、これまでレールの上を歩いてきただけで、自分では何も決めていない。

⇒意味のある意思決定というのは必ず、何かを捨てることを伴う。
多くの人が、転職に恐怖を感じるのは、何かを手にするからではない。自分の意志で、人生で初めて何かを手放すことになるからである。

②自分のマーケットバリューを理解

給料は、「自分」という商品を会社に売り、会社がそれを買うから発生している。つまり、世の中から見た「自分」のマーケットバリュー(市場価値)を高めることで、より高い給料が発生する。
そのためにも、自分のマーケットバリューを測ることが必要。

⇒マーケットバリューは、次の三つの要素に分解できる。

「技術資産」:価値のある技術。「専門性」と「経験」でできている。
「人的資産」:人脈。年をとるにつれ重要度が増す。40代以降が重要。
「業界の生産性」:平均一人当たりどれほどの価値を生み出しているか。

⇒マーケットバリューに一番影響を与える要素「業界の生産性」。
マーケットバリューというのは、どの業界を選ぶか?で圧倒的に上下する。いくら技術資産や人的資産が高くても、そもそもの業界を間違えたら、マーケットバリューは絶対に高くならない。

③成長している業界に身を置く

技術資産も人的資産もない人が会社を選ぶ選択肢は二択。

①生産性がすでに高い業界
②伸びている業界

⇒特に、成長している業界・会社に身を置くことは、それだけで価値がある。
会社が成長しないということは、限られた売上を奪い合うということになる。人を蹴落として自分が上に上がる、出る杭を叩き潰す。頑張ったところで結果が出にくいから、自分がいかに成果を出していくかよりも、いかに自分を守るかに頭がいってしまう。そうこうしているうちに、「技術資産」の価値はどんどん目減りしてしまう。

だからこそ伸びているマーケットに身を置くことが重要。

④心から楽しめる「状態」

どうしても譲れないくらい「好きなこと」など、ほとんどの人間にはない、ということに気づくとことが重要。
人間には次の2パターンいる。

to do(コト)に重きをおく人間・・・何をするのか、で物事を考える。明確な目標や夢を持っている。
being(状態)に重きをおく人間・・・どんな人でありたいか、どんな状態でありたいかを重視する。

99%の人間が、being(状態)型である。
心から楽しめることなんて必要ない、むしろ必要なのは、心から楽しめる「状態」である。

⇒being型の人間が、好きなことを見つける2つの方法

①他人から上手だと言われるが「自分ではピンとこないもの」から探す方法
②普段の仕事の中で「まったくストレスを感じないこと」から探す方法

⑤失敗を招く唯一の条件

転職とは、世の中の人々に次のチャンスをもたらすもの。
今の会社では活躍できていなかったとしても、違う場所で輝ける可能性のある人はたくさんいる。転職を阻害するのは、ほとんどが見栄か恐怖である。

「世の中で最も恐ろしい言葉のひとつは、失敗という言葉だ。これほど定義が難しく、残酷な言葉ない。多くの成功者が言うように、最後さえ成功すれば、その途中の失敗も、すべては『必要だった』と言える。要は考え方次第なんだ。だが、その中でも『100%の失敗を招く、唯一の条件』というものがある。それは腹を括るべきタイミングで、覚悟を決めきれなかったときだ」(p.234)

⇒自分の選択が失敗かどうかは、あくまで事後的にしかわからない。だからこそ、100%の失敗、100%の後悔をしないように「意味のある意思決定」を大事にする。

◆学び・気づき

○自分の中で、転職をする決意はある程度固まっているものの、やはり恐怖心はいつまでも無くならない。しかし、誰にとっても、最初の転職は怖いものであると分かり、少し気持ちが和らいだ。そして、何かを捨てる覚悟を決めて「初めての意思決定」では絶対に失敗しないようにしようと心に誓う。

○会社を選ぶ際には、成長できる環境を求めてはいけない。成長とは間違いなく自分の力で掴むもの。自分の好きなことを仕事にできる環境を、天職を探すべきと感じた。

「楽しくない仕事をする人間は結局、金に買われている」
この一文が強く印象に残った。「もし、給料が半分になっても今の仕事を続けますか?」と質問された場合、僕は迷わずノーと答えるだろう。つまり、金に買われている。ということ。

◆アクションプラン

○成長している業界、会社を調べる。
○興味のある業界、会社を調べ、話を聞くなど何かしらの行動を起こす。
(⇒4/3、前から気になっていた会社にHPからエントリーをした。4/7に電話で会社の人のお話を聞く予定。)
○普段の仕事の中で「まったくストレスを感じないこと」を見つける。
○「技術資産」の「専門性」を高めるために、プログラミングの勉強を継続させる。

◆最後に(本を読む時間の作り方)

今週は、以下の3冊の本を読み込むことができました。

・「転職と副業の掛け算」(moto)
・「心をつかむ 超言葉術」(阿部 広太郎)
・「転職の思考法」(北野 唯我)

週に最低1冊以上を目標にしていましたが、最初の1週間を実践してみて、2日で1冊は読み込めることが分かりました。

これは、「今日はこれだけの時間を読書に割振る」と自分の中で最初に決め、あらかじめ時間を確保できたからだと思います。どの時間帯にどのくらい捻出するか、「逆転の発想」で考えます。
「スキマ時間ができたから本を読もう。」という今までのスタンスとは逆の発想です。

主に通勤時間、寝る前、朝起きた後、昼休み時間(本の内容によっては、職場の人に見られたくないのもあって、あまりできませんでしたが。)の時間を上手く活用できました。「読む気」さえあれば、時間はいくらでも見つけられると思いました。

しかし、読書はあくまでも転職を目的とした自分の価値を高めるため手段です。本を読んでインプットするだけの、ただの自己満足で終わりたくありません。(プログラミングの勉強もあるので。)その点に気を付けながら、バランスよくこれからも自己研鑽に励みたいと思います。

最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
僕のアウトプットが他の人にとっても有益な情報になりますように。

人生を本気で成功させるために、
公務員を僕はやめる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?