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完全なものはない

この世に完全なものはない。


当然『完全な人間』というものもまた存在しない。
みんな不完全な人間であるということになる。

しかし、不完全な人間というのは、完全な人間と比較しなければ存在しえないものである。

なので、完全な人間がいなければ不完全な人間もまたいないのである。


なんて、いきなり話始められたら、スピリチュアル系とか哲学系かと思うよね?

でも、スピリチュアル系とか哲学系じゃないとは言い切れないし、わりと哲学系要素多めだから、頭おかしくなりそうって思ってしまうかもしれないけど、大丈夫です。


前に、知り合いから聞いた話をふと思い出したから、ちょっと書いてみたくなった。


最初に、この世に『完全なものはない』って言ったけど、いやいや、あるでしょ?って思った人も少なからずいると思う。

あるでしょ?!と思ったあなたも、『完全なものはない』ってことを知ってる人にも、ひとつ質問です。

・この世に、真円(完全な円、まんまると言ったほうが分かりやすいかな?)はありますか?



→答えは、ありません。
99.99999999………..%円に近いものはあるかもしれないが、真円はないそうです。

この世には重力があり、どうしてもゆがみがおきてしまうから、完全な円を作ることは不可能。円に限らず、直線も。


つまり、完全な円も直線も現実にはなくて、人の頭の中にだけある。
頭の中で、完全に真っ直ぐな円や線 という架空の存在を作り出している。

『この、4つの中から、真円を選んでください』と言われたら、きっと右下と答える人がほとんどだと思う。

でも、答えは、どれも真円ではない。

これは、あくまで比較するものがあるから、真円は右下だ!と思えるだけ。

でも、よく考えてみてください。
真円はこの世に存在しないのだから、そもそも比較しようがないんです。

だから、どれも真円じゃない、存在しないんです。

自然に存在しているものを眺めてみると、だいたい曲線でできていると思いませんか?
植物や動物、鉱物、川、雲、などなど。直線は、見当たりません。

人間の体だってそうです。直線なんてどこにもないです。

あんなに当たり前の存在だと思っていた円も直線も、実はどこにもない。

これは、人間の頭が、物事を単純化・抽象化するようにできているかららしい。

直線に近いものを見れば直線だと思うし、丸いものを見れば、完全な円だと思うけど、虫眼鏡で拡大してみないと分からないようなズレを見つけたとこで、『これは直線じゃない』なんていちいち言ったりしない。

色も同じく、真っ黒も真っ白も存在しない。

円と同様、『黒に完全に近い』色しか作りだせないのだ。

完璧主義の人やマイナス思考の人は、ダメな自分はを責めてしまいがちだけど、そもそも完全な人も不完全な人もいないのに、こーゆう人間が完璧な人だ!と自分の思い込み、決めつけで、勝手に比較してしまうから苦しくなる。

もっと、ダメな自分も認めてあげていいのでは?

かと言って、適当に生きていい訳ではないことは理解しておいてほしい。


自分が口にした言葉は自分に返ってくるから、マイナスな言葉をあまり言わないようにしたり、平気なふりしたり、元気なふりしてる。

でも、このふりがいつか当たり前に変わる日がくるはず。

自分の納得いく完璧な人生、理想の人生を手に入れるためにも。

今日はいつもとなんか違う感じかもしれないけど、たまには、こんな話もしてもよいかなと。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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