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爆笑をもらった夜

癒しの達人とでも言おうか、いつも心地よい読後感を味あわせてくれる森沢明夫さんの小説。

基本的に読むものに影響を受けやすい(その世界に憑依してしまう)私は、重たい内容やミステリーものが苦手なため、選書にはかなり気をつかっています。

今回読んだこれは

ある、一冊の本をめぐって、編集者、作家、ブックデザイナー、書店員、読者の立場から描かれ、その全てが一冊の本につながっていくストーリー。

現実はこんなに簡単に甘くはいかないと思いつつも、温かな世界に浸ることができて、ホッとしました。さすが森沢さん!


いま、私も本を製作のなかで、過酷な山場をまさに歩いている途中なのですが、時間的にも体力的にも精神的にもギリギリの状態で仕事をしていて、ずっと気分転換がしたいと思っていました。

でも、友達と会う時間もない。家事と子育てもあり、ママ友というのは、どうにも、お互いの時間を合わせることすら前もっての連絡が必要で、時間がかかるという…

それで昨夜、同業の友達から「急遽仕事をドタキャンされたから、3時からなんとかオンラインで取材引き受けてくれないか」と、連絡がきたのですが、残念ながら、そんな余裕は全くなく、お断りしたのですが、その後から、LINE上にも関わらず、近況で面白話が始まったのです。

彼女はいつもどこか上の視点から自分を眺めているところがあり、苦痛なことも最後は笑い話に変える天才なんですよね…

いつも笑いのネタを持っていて、というか、そういうネタを引き寄せる何かがあり、LINEなのに爆笑して、気持ちがどんどん軽くなって疲れが飛んでいったのです。

私に足りないのはユーモアだっていうことは、昔からわかっているのだけど、ユーモアって本当に大切ですね。

笑いは免疫力を高めると言われますが、本当にストレスも疲労も浄化させる力がありますね。

最後の最後に「もうこんな時間だから、寝なきゃ!」とLINEしたら、爆笑スタンプが送られてきて(そのスタンプを選ぶセンスも凄い)、「おいおい、最後の最後まで笑わせてくれるな~」と、たくさん笑ったおかげで、ぐっすり眠れました!!

いつも友達には、真面目な話ばかりしちゃうのですが、私も少しはユーモア思考を取り入れて、人を笑いで癒せる人になりたいものです。

って、芸人になりたい!っていうわけじゃないんですけどね。


うーん…やっぱり、これでは落ちにもなってない…。修行します。

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