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クラフトビールの「夢」と「そろばん」 第12話

2023年5月 15日(月) 

あまりアピールしていないのですが、僕たちが造るビール、
セブンイレブンにも置かせてもらっているんです。
2年ほど前に声をかけいただき、冷蔵庫に棚を作ってもらいました。
現在は三鷹市内4店舗、西東京地域では11店舗で取り扱っています。
ブルワリーに来てくださっているお客さんには「近くのセブンで買える!」と喜んでいただいているし
【三鷹ビールあります】というキャッチも備えているので
「へぇ〜、三鷹でビール造っているんだ!」と興味持ってもらってます。
クラフトビールをはじめて飲む方もコンビニの棚からならば
気軽に手に取ってもらえるでしょう!?
と言うわけで今宵はセブンに寄り道して、三鷹ビールをご贔屓に〜🍻

今週も言わせてください、「ジャーン!」

つい先日(5月1日)から「イオン」での販売がスタートしました。
春先に取引いただける話が浮上して準備を進め、イオンの棚デビュー!
どこかのイオンで見かけたら、ぜひぜひ手に取ってください。

セブンもイオンも今は販売エリアは限定されますが、
そんなに遠くない未来にーーーー 三鷹界隈を飛び出してーーーー
全国のいろんなお店で僕たちのビールを並べてもらえるようにと
目下奮闘しているところです。どうか待っていてください。

では、認知度アップの話の続きを。
今日は飲食店オリジナルについて書きます。

10のカテゴリーで想いと楽しさを伝える

飲食店オリジナルの巻


それぞれの飲食店のストーリーを、クラフトビールレシピに落とし込んで、
オリジナル商品の開発も手がけています。
クラフトビールに触れてこなかった人に知ってもらうきっかけとして、
なのですが、オリジナルビールを造るってことの可能性は想像もしない
プラスが待っています。

経営者もスタッフもみんなでレシピを考えてもらいますが
レシピ開発は自分たちの店のコンセプトを再認識することから始まります。
コンセプトって上司から聞いたり、マニュアルを読んだりしますが
頭の中を素通りすることだってあるでしょう。
けど、ビールのレシピ開発を通してコンセプトをあらためてみんなで共有、個々の心に刻めると思うんです。
仕込みもブルワリーに来てやってもらいます。協力しながら進める作業は、スタッフ同士のコミュニケーションをググッと深める。想像できますよね。
春、新入社員の研修にビール造りを取り入れた飲食店もあるんです。

吉祥寺のイタリアン「ELMO」のオリジナルビール
スタッフみんなで仕込みをして完成!
三鷹北口の「焼鳥山もと」のオリジナルビール。焼鳥に合うビールとしてレシピ開発
柑橘系の華やかな香りで、スッキリ飲めるIPA

レシピ開発から手がけるケースと、リラベル

レシピ開発から取り組むのはハードルが高いかもしれません。そんな時は
既存のビールをリラベルするかたちでオリジナルを造るのもいいでしょう。リラベルはロット数の相談にもわりと柔軟に応じられる利点もあり
さまざまな業種から依頼を受けます。
ビールを扱う飲食店といえば真っ先に「居酒屋」を連想しますが、
「カフェ」「レストラン」「カレー店」「ラーメン店」「タイ料理店」
「韓国料理店」「蕎麦店」などなど。
自由な発想でラベルデザイン可能なのが他業種に広がるポイントかもです。

三鷹の超人気ラーメン店「健やか」では、
ペールエール、IPA、ウィートエールの3スタイル揃います

OGA BREWINGの認知度アップが根底にあるプロジェクトですが、
やっていると認知度アップのことなんてあまり考えない。そんなことよりも
僕たちビール屋と地元の(地元でなくても)元気な飲食店のつながりが
深く濃くなるのがうれしいですね。

これを読んだ飲食店のみなさん、オリジナルビールを造りませんか🍻


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