見出し画像

漫画家等個人クリエイター向け 政府のコロナ支援策まとめ(随時更新)

2020/4/16最終更新

フリーランスに限らず、網羅的に調べられた情報も出始めました。
マスク以外に何が補償されるのか調べてみた
マネーフォワード社による個人(法人も)向助成金まとめサイト

私のほうは、漫画家・フリーランスに絞った記事として、引き続きです。

----以下、本文

個人事業主のクリエイターが使えそうな政府のコロナ支援策をまとめてみました。ほぼ≒でフリーランスの方にも参考になるかもです。

情報元は、以下の経産省のwebページほか官公庁系を中心に作っています。
https://www.meti.go.jp/covid-19/info-service.html
この中の、政府支援制度情報「オープンデータ」というGoogleスプレッドシートを特に参考にしています。(*:それ以外の場合特記します)

本日時点で80以上の様々な施策があるので、その中から個人事業主クリエイターが使えそうなものだけ抜き出した形です。

これらについて、実際に使えるかどうかのチェックはまだできていません。
逆に、問い合わせをしてみたらこんな回答だったというようなことをコメントやメッセージなどで教えてもらえましたら、随時更新したいと考えています。

お金に関するもの(給付・貸付)

■新型コロナウイルス感染症特別貸付https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/covid_19_m.html

概要:
前年同月比売上高5%減少の中小・小規模事業者等(フリーランス含む)が無利子・無担保の融資を受けられる。
3年間分の利子が後で返ってくる「利子補給」という形。
運転資金が対象になっているため、クリエイターでも対象になりやすそう

申込・問合せ先:
日本政策金融公庫(沖縄振興開発金融公庫)の本支店 または、お近くの商工会・商工会議所
「新型コロナウイルスに関する 経営相談窓口一覧」
<平日のご相談>
https://www.meti.go.jp/covid-19/sodan_madoguchi.html
<土日のご相談>
https://www.meti.go.jp/press/2019/02/20200228010/20200228010.html


■緊急小口資金等の特例貸付https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10106.html 
(4/4追加:ソースは厚労省web)

概要:
休業で最大20万円を1か月、失業で最大20万円を最大3か月まで、合計で最大80万円までの緊急の貸付を受けられます。

各都道府県社会福祉協議会では、低所得世帯等に対して、生活費
等の必要な資金の貸付け等を行う生活福祉資金貸付制度を実施。
本制度につき、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、貸付
の対象世帯を低所得世帯以外に拡大し、休業や失業等により生活資
金でお悩みの方々に向けた、緊急小口資金等の特例貸付を実施。
詳細:https://www.mhlw.go.jp/content/000613522.pdf 

申込・問合せ先:
お住まいの市区町村社会福祉協議会
https://www.shakyo.or.jp/network/sichouson/index.html

申し込んだ方の体験談:


【今後内容確定】■持続化給付金
https://www.meti.go.jp/press/2020/04/20200408002/20200408002.html

概要:
特に厳しい状況にある事業者に対して、事業の継続を支え、再起の糧となる事業全般に広く使える給付金を支給。内容は確定してはいないが、収入が減った方にひとりあたり100万円までということのよう。4/7夜にTVTOKYO系に出演した安部首相のコメントの中では、支給は早くて5月以降とのことだった。
記事:中小企業や個人事業主など対象の給付金 来月中給付開始目指す
赤松健さんによる漫画家に判りやすい解説

申込:(今後内容確定次第)

問合せ先:
中小企業 金融・給付金相談窓口
受付時間:平日・休日ともに、9時00分~17時00分
直通番号:03-3501-1544

■国民年金保険料等の掛金の猶予制度https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/menjo/20150428.html

概要:
事業について著しい損失を受けた場合、
国民年金保険料等の掛金納付の猶予が認められる場合があります。 

申込:
全国の手続き窓口
https://www.nenkin.go.jp/section/soudan/index.html

問合せ先:
日本年金機構「ねんきんダイヤル」
0570-05-1165(050で始まる電話でおかけになる場合は03-6700-1165)



■申告所得税、贈与税及び個人事業者の消費税の申告・納付期限の延長
申告期限3/15→4/16に延長 →厚労省web

【追加情報】4/17以降も順次申請化
news: 確定申告、期限区切らず柔軟に対応 4月16日以降も(日経新聞)
厚労省web:確定申告期限の柔軟な取扱いについて(pdf)

概要:
確定申告申告期限が、例年の3月15日から4月16日に延期されました。

(4/6追記)申請時の税務署混雑によるクラスター化を回避するため、本年度の確定申告は、4/17以降も順次提出可能となりました。個人的には、これを機に税務署に行かないで済む電子申告のお手続きがおすすめです。(準備にはマイナンバー登録が必要なため、ナンバー取得に2か月ほど必要です)

申込:
不要(電子化には、マイナンバーカード取得&電子申告手続き必要)

問合せ先:
お住まいの地域の税務署


■電気代・ガス代支払期日猶予「生活不安に対応するための緊急措置」
電気:https://www.meti.go.jp/press/2019/03/20200319008/20200319008.html
ガス:https://www.meti.go.jp/press/2019/03/20200319007/20200319007.html

概要:
電気代・ガス代支払が困難な事情がある者に対して、料金の支払期日の猶予

申込・問合せ先:
各契約会社にて


■地方税の猶予制度

概要:
1.徴収の猶予
新型コロナウイルス感染症に納税者(ご家族を含む。)がり患された場合のほか、新型コロナウイルス感染症に関連するなどして以下のようなケースに該当する場合は、猶予制度が認められることがあります。
【個別の事情】
①災害により財産に相当な損失が生じた場合
  新型コロナウイルス感染症の患者が発生した施設で消毒作業が行われたことにより、  
  備品や棚卸資産を廃棄した場合
②ご本人又はご家族が病気にかかった場合
  納税者ご本人又は生計を同じにするご家族が病気にかかった場合
③事業を廃止し、又は休止した場合
  納税者の方が営む事業について、やむを得ず休廃業をした場合
④事業に著しい損失を受けた場合
  納税者が営む事業について、利益の減少等により、著しい損失を受けた場合
2.申請による換価の猶予
新型コロナウイルス感染症の影響により、地方税を一時に納付することができない場合は、申請による換価の猶予制度が認められることがあります。

申込・問合せ先:
お住まいの都道府県・市区町村

健康に関するもの

■遠隔健康相談事業
https://www.meti.go.jp/covid-19/index.html

概要:
医師に健康面で無料相談を出来る窓口です。

申込・問合せ先:
LINEヘルスケア
https://linehealthcarecorp.com/ja/lp/2019/1
もうひとつの指定サービス(Mediplat社)は、コロナに関する無料サービス窓口が確認できず


■布マスク2枚を各世帯に提供

ソース:
新型コロナウイルス感染症対策本部(第25回)記録
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202004/1corona.html

概要:
・政府として設備投資支援を行い、3月は月産6億枚、4月以降月産7億枚の体制が整った。医療機関を筆頭にひっ迫する各所から供給している。
・来月、更に1億枚調達できる目途が立った。これを5千万戸に2枚ずつ配る。十分ではないのは承知してるが、まだ店頭に行き渡るまで時間もかかるので、速やかに取り組む。とのこと


終わりに

ちょうど4/3本日発表された一律給付金については、この時点では同じレベルの情報が手に入らなかったため、記載は見送っています。

また、民間の基金や、該当webに掲載されてないものも記載してないのですが、むしろ教えてもらえるとありがたいです。

政府の資料は、詳細をPDFでアップされ、気が付くと削除されていることが多々あるため、消えなさそうなリンク先を選択しているため、情報に対して少々遠回りになっているところもあるかと思います。ご了承ください。

わたし自身が漫画家支援を生業としているので、漫画家・イラストレーターの個人事業主クリエイターを基準に掲載しています。政府の支援策は今の所、法人を支援する施策が中心なため、少し寂しいラインナップとなっております。今後に期待したいところです。

Twitterもやってます!フォロー、よろしくお願いします! https://twitter.com/t_kikuchi