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ラヴクラフトのクトゥルフ神話を読んでみた

最近神話に関心があって、多分それで何かの記事を読んで知って、面白そうだと思っていろいろ借りてみました。

けっこういろいろありました

10冊近く借りてみた。どれも文字がぎっしりなタイプでした。
ラノベみたいにさらさら読めなくて、何回も借り直して、でも、読めなくて返してしまったものもありました。

「インスマスの影」と「蔭洲升を覆う影」

赤い表紙の文庫本にラヴクラフトの「インスマスの影」が入っていました。古くて、破れてぼろぼろなところも恐怖心をそそる本でした。
「インスマスの影」は恐ろしい体験ということに加え、因縁めいたじめっとした感じが怖かったです。あと異形。

青い表紙のハードカバーは日本作家によるクトゥルー神話作品集で、TVドラマ「蔭洲升を覆う影」の小説版も収められています。
「インスマスの影」の設定を日本の漁村に移してドラマ化したそうです。
佐野史郎が主役なんです! 表紙の不気味な男をよくみると…佐野史郎演じる魚怪なのです! 
巻末の対談(菊地秀行と佐野史郎)の中で、「食堂で主人公が注文した定食の煮魚がピクピク動くシーンがキーポイント」だとあり、興味をそそられました。現在のところ、アマプラで見ることはできないみたいで残念です。

体系がしっかりしていて、ありえそうで怖い


いまの世界のできる前から存在している暗黒の諸力が出現して世界を支配しようとしているという「クトゥルフ神話」は、体系がしっかりしているだけに、ありえそうで怖いです。
とりあえず、怖いからあまり読まないようにして、でも、この邪神から身を守る方法はないものだろうか…研究してみる?

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