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都内公園巡り 目黒区駒場公園 その2

あまりにも気に入り過ぎてしまった駒場公園について。

試験が終わった娘を迎えにいき、出来栄えを聞きながら駅へ向かう。

とても心配症な娘は、この日もいつものとおり「出来なかった!」を連発。でもよく聞いてみると出来ているし、心配性だからこそ努力している点は大人の私から見ても見習いたい点だ。

やれることはやったのだから、結果を待とう。そして切り替えて次の勉強を頑張ろう!

この時11時前くらい。

朝から頑張っておなかも空いてきたところかと、公園でのランチを誘ってみたらもちろんふたつ返事でOK!

公園に行く前に気になっていた行列の出来ていたパンやさん、“ル・ソール”で昼食を買い、公園で食べることに決定!(なんて理想な休日の過ごし方!)

お昼前ということもあり、並ぶ人の人数も増えている。

が、お天気も良いし、娘もまだ話足りないしで、並ぶことにするが、並ぶ列は伸びる一方。

そしてお店から出てきた人は一様に幸せそう。そんな表情を観るのも、そんな空気に触れるものまた心地いい。

いざお店に入ると…もうどうにも美味しそうな香りが充満しており、娘も大興奮である。

「あれも欲しい」「これも美味しそう」なんて迷いながら、結果選んだのは生ハムとルッコラのサンドイッチ、チャバタ、いちじくのパン、栗とくるみのパン…等々。(お土産とお試しも含めて、でもこれでも我慢!)

しかしここでまたもや私のおっちょこちょいっぷり勃発!

ル・ソールさん、現金のみでのお支払いだったのだ。

ここ最近のキャッシュレスですっかり現金を持たなくなったことに味をしめた私の所持金は600円…商品をお店に預け、娘を店の前に待たせ、ダッシュで駅近くのコンビにに現金をおろし、またダッシュでお店へと舞い戻る。(暑い!)

待っていた娘、「やっぱりメロンパンも欲しくなってきた…」とのことで、メロンパンも追加購入。

お店の目の前にある自動販売機でお茶を買い、駒場公園へと向かう。


時間もあってか、さすがに朝に比べると人が増えている。が、相変わらず混んでいる程ではなく、落ち着く。

途中トイレに寄り(建ったばかりだかりか、公園のトイレだと思えない程に清潔感がありきれい!)、和館や洋館を横目にみながら、まずは真っ直ぐに洋館の正面にある芝生の公園へ向かう。

芝生を囲むベンチには何組かの先客、芝生にはところどころレジャーシートを敷いて寛いでいる人々がいて、各々が本を読んだり、子供達が駆けまわったり、開放的で穏やかな時間が広がっている。ふわふわと日差しを受けてきらめくシャボン玉が飛んでいるのは何の演出かと思う程だ。

1つ残っていた遊具脇のベンチに座り、娘と早めの昼食にする。

「うっま!」が、チャバタを食べた娘の第一声である。

一口貰ったところ、なるほど、モチモチしていて、これは美味しい!並んで買う価値があるのも頷ける。

生ハムとルッコラのサンドイッチも一口貰ったのだが、ルッコラが贅沢に入っていてこれも美味。メロンパンに至っては娘が夢中で食べた為一口も貰えなかったのだが、これも大満足だった様子。

柔らかな日差しの中、静かな公園で娘と極上のサンドイッチを味わう、最高だ!

都内にこんなに静かで空間のある(これだけですでに希少)、かつ、自然と文化が感じられる公園があったなんて。

おなかを満たし、少しのんびりとした後は娘と洋館を再訪。(無料ありがたい!何度でも行ける!)先程仕入れた情報を説明する私に半ば呆れながらもその豪奢な内観に「凄い!」「広すぎ!」と目を輝かせる娘。

娘の知的好奇心と美意識も刺激出来たかと思うと、更なる充足感に満たされる私。

これはいい公園に出会ってしまった。

次回は珈琲を淹れてこよう、と早くも再訪を誓う。


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