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【Skin Care】一緒に使っていい成分、ダメな成分を簡単にまとめる試み(前編)

はじめに

The Ordinaryの化粧品を使ったことがきっかけで成分に興味を持ちましたが、一緒に使っていいもの、悪いものに関する情報があまりネットにまとまっていないことに気付き、困りました。なので、科学的に証明されている情報を簡単にまとめてみました。

前編では相性の良い成分をまとめます。
相性が悪く一緒に使ってはいけない成分は後編で。

(これを参考にされる皆さまへ:情報の正確性にはかなり気をつけていますが、保証はできませんのでご了承ください!)

💚相性がいい成分💚

【抗酸化、シミ防止】日焼け止め + ビタミンC

ビタミンCは、皮膚の防御力を高める抗酸化効果がある。ビタミンCを日焼け止めと組み合わせると、それぞれを単体で使うよりも、太陽光ダメージによる長期的な色素沈着の防止により役立つことが研究で示されている。

【抗酸化、シミ防止】ビタミンC + ビタミンE

ビタミンEは抗酸化作用があり、ビタミンCと同じメリットを発揮する。 しかし、ビタミンEは油に溶けやすく、ビタミンCは水に溶けやすいという点が異なる。そのため一緒に使うと、同時に2つのアプローチで抗酸化作用が得られるという贅沢な組み合わせ。

【やさしくピーリング】ヒアルロン酸 + AHAs / BHAs

ヒアルロン酸は低刺激性で、あらゆる肌タイプに使える数少ない成分の1つ。 ヒアルロン酸は強力な保湿剤で、AHAやBHAなどの角質除去成分(グリコール酸、乳酸、サリチル酸など)で刺激を受けた肌を優しく保湿することができる。

【上級者向けピーリング】ヒアルロン酸 +AHAs + BHAs

ビタミンCとEのように、AHAは水溶性でBHAは油溶性であるため、一緒に使用するとダブルのアプローチで効率的にピーリングできる。(BHAが皮膚のより下層に浸透するのに対し、AHAは表層の剥離が得意。)しかし、皮膚を乾燥させる可能性があるため、ピーリングについて知識と経験のある上級者向け。この2つを一緒に使うときには、AHA、BHAと化学反応を起こさないヒアルロン酸などで十分に保湿しよう。ヒアルロン酸は低刺激性で強力な保湿性能があり、あらゆる肌タイプに使える数少ない成分の1つ。 

【アンチエイジング】レチノール + ヒアルロン酸

レチノール、別名ビタミンA誘導体は、毛穴を引き締め、ニキビと小じわを減らし、細胞のターンオーバーを加速させ、肌に輝きを与える “万能の若返り成分” として人気だが、反応性が高いリスキーな成分でもある。
(※反応性が高いというのは、他の成分と化学的な反応を起こして思わぬ作用が生じやすいということです。反応性が低い=安定性が高い。)ヒアルロン酸はとても安定性が高く、反応性の高い成分とも一緒に使いやすい便利な保湿剤。ヒアルロン酸の後にレチノールを使うと、効果を妨げたり、副作用を生じることなく刺激を最小限に抑えることができるため、レチノールを初めて使用する人におすすめの組み合わせ。

【アンチエイジング】レチノール + 日焼け止め

レチノール、別名ビタミンA誘導体は、皮膚細胞のターンオーバーを刺激することで肌を若返らせるため、使用すると紫外線に対してより敏感になる。そのため、ほとんどの皮膚科医はレチノールを夜に使うよう指導している。さらに、レチノールを使った後、数日間はSPF 30以上の日焼け止めの使用が勧められている。

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。後編では相性が悪く一緒に使ってはいけない成分をまとめます。お楽しみに!


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