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【不動産業界】デベロッパー編

今回は不動産業界の中でも総合的に色々関わる不動産デベロッパーについて話していこうと思います。

不動産デベロッパーは就活でも人気の高く、競争率が高い業種であると思われる。
私も大手を中心に数十社受けたが、今の会社以外は全滅だった…

不動産デベロッパーとは具体的にどのような会社のことなのだろうか。

・三井不動産
・三菱地所
・住友不動産
・東急不動産
・野村不動産
・東京建物
・森ビル etc...

不動産デベロッパーでも、上記のような会社は『総合デベロッパー』と呼ばれる、色々手掛けているデベロッパーである。

・大京
・タカラレーベン
・FJネクスト
・日神不動産
・コスモスイニシア etc...

ここに上げたデベロッパーは、『マンションデベロッパー』と呼ばれる、主にマンションを手掛けているデベロッパーである。
※マンションブランドや実績等については、後日、番外編で取り上げようと思う。


デベロッパーとは何をしていて、どのように利益を上げているのだろうか。

まず、分譲マンション事業について話していく。
分譲マンション事業は大きく3つのフェーズで分けられ、最後の販売フェーズで利益を上げる。

土地を仕入れる→マンションを建設→マンションを販売の流れが事業フローである。


○土地の仕入れとは…
不動産仲介会社や銀行や町の不動産屋さんなど、マンションを開発するための土地情報を持っているところに営業を行い、土地情報を集める
※土地情報とは、現在駐車場、古い建物が建っている土地、何もない空き地(不動産業界では更地と呼ぶ)などの情報のこと。

先日、【不動産業界】売買仲介編で話した売買仲介は一般の方以外に私達のようなデベロッパーにマンションを開発するための土地も仲介してくれる。この場合は法人営業になるため、一般の窓口とは異なることが多い。
※売買仲介会社で銀行系の会社が多かった理由は、銀行として付き合いのある企業から、土地の売却の相談等を受けた際に、銀行系の売買仲介会社が窓口として土地情報を仲介するためである。

○マンションを建設とは…
マンションの建設と言っても、実際に工事する訳ではなく、デベロッパーは、"売主"や"事業主"と言われ、『マンション事業における監督の役割』を担っている。

デベロッパー(監督)

ゼネコン(コーチ)

現場の下請け企業(選手)

監督の役割とは、上記のようなイメージである。
ゼネコンが施工管理を行い、実際に現場で工事する会社はゼネコンから請負った企業である。
そのため、デベロッパーは企画や設計のフェーズから建物が竣工するまで、打ち合わせを行い、事業スケジュールに遅れが出ないように日程管理や事業コストでズレが生じないようにコスト調整等を行う。

○分譲マンションを販売 
※ここのフェーズはデベロッパーによって異なる。
「自社で販売部門を設け、自社で販売を行う一貫体制をとる会社」と「販売代理という形をとり、グループ会社や他社といった外部に販売を任せる会社」の2つある。

まず、分譲マンションとは、1棟や2棟などの大きなマンションを住戸毎に販売をしているマンションのことである。
分譲マンションの販売とは、電車の広告や折り込みチラシなどで新築マンションの広告を見かけることがあると思う。その広告で宣伝しているものが「新築分譲マンション」である。
※新築マンションとは、先日の売買仲介編で話してあるので、そちらを確認していただきたい。

マンションの販売は、街中で見かけたことがあると思われるモデルルームやマンションギャラリーと呼ばれる所で営業マンが駐在し、販売している
私も1年目はモデルルームでお客様と接客していた。
(画像と私の会社は関係ありません)

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この3つのフェーズで事業を行い、利益を上げている。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回はデベロッパーとはどんなことをやっているのか。その中で分譲マンション事業について話してきました。

より具体的な業務内容等については、この記事の反響が良ければ書こうと思います。

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