5.10 バンコク、初めて街に出る

今日はまた別の
モーニングマーケットへ。

昨日宿のフランス人シェフが
食べ物がいいところと教えてくれた。

シェフが言うんだから間違いない。
さっそく繰り出すことに。

モーニングマーケットに味をしめる。
地元の人と美味しそうなごはんで
にぎわっているのだ。

ここのマーケットは、
ローカルグルメマーケット。
清潔感もありつつ、値段は安い。
テントの下に台が並び
半屋外のようなところ。

宿の近くの方は
本当の道端マーケットで、
屋台にどさどさと並んでいる店が多い。

こっちはこっちで
超ローカル感満載でたのしいのだが、
今日のところもとてもよかった。

美味しそうな揚げ餅を発見。
お兄さんに聞くと、中の野菜を教えてくれる。
とても誠実な人で、
知らない単語はスマホで写真を見せてくれる。

お母さんも美味しそうに
たっぷりの油で野菜餅をあげている。

いろんな味があり、
ミックスしてもらえるか聞くと、
容器のサイズが決まってるだけだから
いろいろ混ぜてくれる。

茶碗より大きいサイズに
3.4種類入れてくれて30バーツ。

とってもお買い得だ。

にこやかに談笑してお礼を言って帰ると、
「あ、もしよかったらお会計を〜」
と控えめに払い忘れてることを教えてくれた。

「めっちゃ忘れてた、
ごめんなさい〜!」
と急いでお会計をしていると、

となりで店員さんが、
「お客さん、お釣り〜!」
と慌ててマダムにお釣りを渡す。

お会計をし忘れそうになった私たちと
お釣りをもらい忘れるマダム。

みんなで笑い合い、
ドタバタ、愉快な会計であった。

揚げたてなので、
早く食べようとひと口食べてみる。

あまりにもビールに合う味。
妹とすぐに、
これはビールやな、
朝からいっちゃうか、と即同意。

そうと決まれば、
他にも気になりつつ
ビールに合いそうな屋台飯を買って
即帰宅。

意気揚々とスーパーでビールを。

ところが、レジで店員さんに
この時間は買えないよ、と
断られてしまう。

タイでビールは11時以降しか
買えなかったのである。

ショックで宿に帰り着く。
猛暑の中、マーケットも含めると
かなり歩いた。

宿に着くと熱中症気味。
11時まではあと30分くらいまでなので
その間に回復したりご飯を炊いたり
しようとした。

最高の屋台飯とビールの夢が
諦めきれずしばらく葛藤。

しかし、熱中症にビールは
1番よくない組み合わせ。

泣く泣くビールはやめて
水とスポーツドリンクに。
バンコク1の英断かもしれない。

・・・

夜は妹の知り合いと
落ち合ち会うことに。

集合場所は街中のショッピングモール。
バンコクではこれまでほとんどが
バス移動か宿の周りのマーケットなど
半径500mくらいの行動範囲。

初めて地下鉄に乗り、
窓から久しぶりにキラキラした街を見て
なんだか別世界なような気持ちになった。

涼しくてキレイで
いろんなお店やご飯屋さんが入り、
地元の方や観光客で賑わうモール。

これまではマーケットや
屋台で''ローカル感''を感じていたが、
ここもまた、バンコクの人々の
日常なのかもしれないと感じた。

彼ともいろんな思い出があるが、
日本が好きで、日本をたくさん旅行したと
思い出話を笑顔で語ってくれたのが
とても嬉しかった。

バンコクに来て1週間、
少しづつ行動範囲の輪が
広がってきている。


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