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ジャスミンのそれから

YuKAです。

今日は、ジャスミンのそれからのお話。

ジャスミンについてのそれまでのお話:「館にいらしたジャスミンさん」

母:ねぇ、Naokoさん、ジャスミン伊吹山に持って帰ろうか?

N:えー、ほんとに?どうしていいか分からなくてちょっと悩んでたよね。

Y:おーそれは、良さそう!ジャスミンが喜びそうですね!あ、なんかジャスミンさっきと雰囲気変わりましたね!なんか生き帰ったみたいにふわーっと温かい雰囲気が。

母:あら。よかったわ。帰ったら連絡するわね。

(それから数時間後…)

母:ついたわよー

Y:母、おかえりー。ジャスミンどんな感じ?

母:1°Cだから寒いと思うわ!

Y:わぁ、1°C。でも、気持ち良さそうだなぁ、ジャスミン

母:一晩で寒さに慣れてもらうためにあえて内玄関に置いたわ!外と中の間ね!

Y:あ、だからか。凍えてはないね、ジャスミン

(翌朝)

母:ジャスミンの移植を始めるわね
ルンルン(るんるん)動画撮るからあとで流すわね😆😆

Y:おぉ、ジャスミン幸せそう。そして、雪降ってよかったねー

N:ジャスミンの移植、ありがとう!!館にいた子が、私よりも先に伊吹山に行くなんて、感慨深いわね!
なんか枯れてるはずなのに葉っぱが超縁色に見えるんだけど!

母:そうなのよ!なんか私も緑が濃くなった気がして

Y:伊吹山に根付いてくれるといいですね

母:なんかジャスミンの存在感があるわ!!超小さなのが舞ってるわ。

Y:金粉みたいなやーつ?

母:あ、そうそう!!ティンカーベルの周りにあるみたいなやつ、蛍の光みたいだけどそんなに暗くなくてもっと小さくて細かい。命を完全にこうやって散って返しているのか、生きようとしているのか謎ね。
館が恋しいかと思って、たくさんの球根の中に植えてあげたんだけど、なんかさ、囲んでる球根たちが喜んでるというか、喜んでるとは違うんだけど、看取ってるような、でも違うような、応援してるようなしていないような

Y:ジャスミンからなんかのパワーもらってるような?でも、ジャスミンのパワーは減らないね。

母:そうそう!

Y:なんか共感してるみたいな?

母:なんかね、ジャスミンから何か教えてもらっているような、なんだろう、ワクワクしてるのよ球根たちが

Y:そうそう!同じ色になろうとしているというか、ジャスミンを讃えているというか?

母:そう!すごくそんな感じ、 讃えるが近い!!まあ、球根は物理的には動かないけど、ジャスミンを囲んでる感じよ。

Y:そうだね。囲んでるね!なんか微笑ましいというか、 感動があるね🥺

母:そうなのそうなの!!その通りよ!!微笑ましい!!まさにその通りだわ!

Y:それこそ、ジャスミンがナウシカで球根が風の谷の人々みたいな

母:あーそうね!!!

Y:あー、目頭熱くなっちゃう

母:球根たちがすごいわ!ジャスミンもそれをちゃんと知っているわ、 弱いカなのに、気付いてる

Y:あの母の伊吹山に連れて帰ろうかがなければ、この場面に出会うことはなかったよ、母ありがとう

母:本当にね、庭に球根とジャスミンしかいないんだけど、庭が急に元気になったわ!なんかすごーい

Y:それだけのパワー、あるもんね!

母:雪がとけたら庭に何か植えることにするわ

Y:うん、それが良さそう

母:うんうん

Y:にぎやかになるね。

N:なんて素敵な話なの!!
ジャスミンを伊吹山に連れてってくれてありがとう!
子供を異国に送り出した気分よ。

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そして、ジャスミンは今も伊吹山でのほほんと暮らしています。
会いたいなぁ。

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