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【開催報告】「世界は贈与でできている」読書会第1回

2023年11月2日、「世界は贈与でできている」の読書会をしました!

なんと!満員御礼の8名のみなさまがご参加くださって、
とても豊かな時間になりました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

ファシリテーターを務めてくださった
本田さんも、本当にありがとうございます!

「はじめに」と第1章を、みんなで輪読し、
そのあとジャムボードを使って、
それぞれの感じたことを書き出したあと、対話の時間をもちました。

ネタを持ち込んでくださった方もありがとう笑

「贈与」と「偽善」のボーダーについての話や、
「贈与は必ずプレヒストリーをもつ」という定義についてなど、
それぞれが思うことを、話して、聴き合いました。

この本って、
ある行為が、贈与か偽善か、
プレヒストリーがあるかないか、など、
ジャッジすることを意図していないと思うんですよね。

参加者のおひとりが、
チェックアウトで言ってくださったこと。

筆者は、お金では買えない「贈与」というものを定義する、
不明確なものをわかろうとする試みに、
この本で取り組んでいるのだろう。
でも、言葉では限界があるんだろうと思う。
これを正解と受け取ったりジャッジに使うのではなく、
形にならないものや言葉にならないものを、
わかろうとする、考えて行くこと、
それ自体が大事なんだろうな

本当にそうだな〜と。

この本のまえがきにあるのですが、
概念の獲得は、私たちの言葉を変える。
言葉が変わると行動が変わる。

いろいろな言葉や概念には、
すでに定義された「正解」らしきものがあって、
誰もがなんとなくわかったような気になっていますが、
そこを深く考えてみるという取り組みに、
私はとてもとても興味があります!

それがこの本は「贈与」なわけだけど、
ほかには、、、たとえば、「幸福」とかね。
(私、やっぱり哲学したいんだな〜笑)

それも、
ひとりで本を読んで、
書いてあることをただ鵜呑みにするのでもなく、
「わからないな」「そうは思わないな」で済ませるのでもなく、
このあたりはどうもひっかかる、と
言葉に出して考えてみる。
また別の人が、「ここはこう思う」と言ってくれたことから、
自分が読み流してしまっていたところを
しっかり立ち止まって考えてみる。

きっと、読書会の良さってこういうところなんだと思います。


第2回を開催します!
12月5日(火)19:30-21:30です。
第1回目に参加しなかったかたも大歓迎です!
興味があればぜひご参加ください♪

詳細はこちら↓


お金のために何かをしないと決めています。やりたいと思ったことだけやっています。・・とはいえなかなか世知辛い世の中。気が向いたら、サポートをお願いします!