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「ペット可」の物件で犬と暮らすポイント 第2弾

チワワやトイプードル、柴犬など、犬好きの人は多いでしょう。アパートやマンションといった賃貸物件で犬と一緒に暮らしたいという場合、「ペット可」の部屋を探す必要があります。

そこで実際に物件を探してみると、ほかにも「ペット相談可」という部屋もあり、何が違うのか分からなくて、戸惑うこともあるかもしれません。

今回は「ペット可」の物件とはどういうものか、そして犬とともに暮らす際の注意点やポイント第2弾です。

「ペット可」の物件で犬と暮らす際の注意点

愛犬との引越し先を探していて「ペット可」の物件を見つけたら、以下の2点について知っておきましょう。

「ペット可」の物件は家賃が高い傾向にある

東京都新宿区の賃貸物件について、「ペット相談可」の条件付きとそうでない場合の物件数と家賃相場を調べました。

1LDKという間取りの物件数は1,188件、「ペット相談可」となると244件に絞られます。全体で見た家賃の最安値は6万9,000円で、ペット相談可の最安値は10万5,000円という結果に。

ペットが飼育できる物件は、そもそもの物件数が少なく、人気も高いことから、家賃が高めに設定される傾向にあります。

これは、もともとペットのためのキャットウォークや足洗場、脱臭機能のある壁紙などの設備費が含まれていることなども理由のひとつと捉えることができるでしょう。

退去時に高額な原状回復費を請求される可能性がある

物件を「ペット可」とすることは、大家さんにとっては、やはり建物の劣化が早まるリスクがあるのです。たとえば、犬が走り回ったり排泄を行うことによって、床が傷ついたりにおいが染みついたりする可能性があります。

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」(※)を見てみると、賃借人(入居者)が修繕費用を負担すべきものとして「飼育ペットによる柱等のキズ・におい(ペットによる柱やクロスなどにキズがついたり、においが付着したりしている場合)」と記載されています。

ペットがいない場合でも、居住年数や部屋の使い方によっては原状回復費を請求されることがありますが、ペットと暮らしていた場合には、より高額な原状回復費を請求される可能性があることは理解しておきましょう。

また、ペット可の物件は設備のグレードの違いに関わらず、敷金が高めに設定されていることが多いでしょう。これは通常の原状回復費用以外に、ペットのにおいや汚れを除去するためのクリーニング費用などが考慮されるからです。
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