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Javaのチュートリアルを終えて


通しの感想

 本日(2024/03/04)、「Java SE 11 Programmer II (1Z0-816-JPN) 試験」(通称:Java Gold)に合格しました。取る取ると言いながら後回しにしていましたが、ついに伏線を回収しました。

試験結果レポート

本当に腹を括って(ククッテ)綴った(ツヅッタ)のが昨年書いたnoteになります。

ここでは黒本の問題数の少ない章から手をつけることと進めることに注力するのではなく復習して記憶を管理することを基本として実行していくことになりました。想定していた復習の辛さはなくむしろ忘れても後で帰ってくるから大丈夫という安心感の方が強かったです。中間報告も何度か行いました。

この後取り組んだ章末問題は、1日に80問解くのがしんどいのはわかっていたので20問に分けて数日かけて解いていった結果、最後の20問を解く頃には最初の60問を理解しているという安心感がありました。しかし、記憶を管理してやっていた(つまり、繰り返し復習しながらやっていた)のにも関わらず初回の正誤判定は45/80の正答率(56%)という結果になりました。しかも自信を持って回答できたものばかりではなく曖昧(アイマイ)なものも多かったです。これだけ復習してやってきたのに全然わかってないんだなと思いつつ、間違えた部分の修正を図りました。その時点で手応えを感じたのでテストセンターの席の予約をしました。試験日まで時間ができてしまったので『プロJava』を読んでみました。

GOLDの範囲を学習したからこそSilverの範囲だけではプロにはなれないことがわかりました。GOLDを取ってやっとゼロから始められるのだということに気がつきました。{はろわるどできたねえらいね}|壁|{GOLDをようやくですか}って感じです。GOLDを取って初めて入門書が読めるレベルに到達するような気がしたのです。読めていたと思っていた内容が実は読めていなかった(眺めていただけ)のではないでしょうか。Javaの黒本の著者である志賀先生のYouTubeチャンネルではGOLDを取ってやっと一人前の入り口に立ったレベルと言われています。

実際、Javaの設計者であるJ・ゴスリンが書いてる言語仕様書ではGOLDの範囲がバンバン出ます。というかGOLDの範囲じゃ足りません。しかもこの基本仕様はJavaSE 5の内容までの範囲になっているので11までの範囲やそれを超えたヴァージョンなら尚更です。

それでも時間が余ったのでOracleが実施したセミナーで提供された模擬問題を解いてみることにしました。①回目が12月に②回目が2月にあったものです。するとどうでしょう。①を初めて解いた時はこれが何の問題でどうやって解いていいのかも分からなかった問題が何の問題かわかるし、自分が何を理解していて何が足りないかが分かるのです。ここで手応えが自信に変わりました。②は「最強に難しく作った」と試験の作成監督をしているOracleの社員さんが言っていた問題だったのですが、これも分かるようになっているのです。ここで自身から確信に変わりました。あとは「流暢性の幻想」に怯えつつ、試験の日が来るのを待っていた感じです。

※「流暢性の幻想」はこっちで書いてます。『脳が認める勉強法――「学習の科学」が明かす驚きの真実!』に登場した概念です。

ともあれ目標にしていたGOLDの取得を達成できて大満足です。

反省というか今後の改善ポイント

 LPICの反省[1ヶ月前に学んだはずの単元を全く覚えていない]を踏まえた結果、復習するタイミングを管理するという戦略を今回のJava Goldでは取りました。結果としてそれは少ない労力?で記憶の維持管理を行うことが可能になったためうまく機能したのだと思います。しかし問題となるのはその記憶の対象です。今回は問題集の問題そのもので取り上げられている「概念や解法」を記憶の対象として問題一問一問に対して復習するという形を取りました。それはそれで良かったのですが、自己テスト(自分が何をわかっていて何をわかっていないのかを概念を与えられてから想起すること)の最中に感じた疑問や問題を解くときに「浮かび上がってきた疑問とその回答」は復習の対象にしませんでした。これは今になってもったいないことをしていたなということに気がつきました。こちらはフラッシュカードでも作成して疑問と回答をセットで別の記憶管理として扱うといいのかなと思います。

JSTQBやるぞ?

次は簿記3級をやろうと思ってたのですが、やりません。すぐに仕事にならない資格だと思ったからです。でも人生のどこかでは取る予定です。(もちろん取らないかもしれません)

なのでJSTQBというテストを体系的に学べるという資格に挑戦してみようと思ってます。その一番基礎となるFoundation Levelを受けようと思います。ワクワク。でも合格の際に会社から支給される金額を知ってしまったのでLPIC-3の方がいいかも。

本資格認定の取得をきっかけに、ソフトウェアテスト技術に関する知識を体系的に学習し身につけることが可能になります。テストや評価、検査を主にする技術者の方々には、体系的なテスト技術に関する知識の取得は必須である

Q&Aより

合格体験記を探そう。

とりあえず1週間くらいはゆっくりしたいです。「オブジェクト指向の歴史」の研究もしたいので参考文献を集めてるところです。電子工作もしたいし、学習のための本も読みたいし、読みたい本いっぱいあるのでその辺の整理もしないとですね。

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