子供のためのオランジュリー美術館(1)マティス/ぼく、やる気なくなっちゃった①1930年代
オランジュリー美術館企画展 Matisse Cahiers d‘art マティス1930年代の危機①
「今まで毎日 たくさんの絵をかいてきたんだ」
マチスおじさんは もうすぐ60才
だけど 最近すっかりやる気をなくしてこんな顔
もう絵をかく元気が なくなっちゃった。
そこでマチスは 思いついた
「そうだ、南の島へ行こう」
出発だ。
見たことのない葉っぱ
初めて食べるものだってある。
南の島
なんだ、このいいにおいは!この色は!
マチスおじさんは もう とにかくうれしくなって
むちゅうで 絵を描いた。
青と 赤と 緑と
それだけなのに 南の島だ。
もううれしくて これも描いた。
元気になったマチスおじさんのおはなしは
まだまだ つづく・・・
さあ みんなも マチスみたいに かいてみない?
オランジュリー美術館発行子供のための冊子お絵かきダウンロード可↓
Livret d'activités pour les enfants pdf, 418.88 Ko
FEMME À LA VOILETTE
1927
Huile sur toile Cahiers d'Art 1931, n°V- VI
New York, The Museum of Modern Art Collection William S. Paley
ベールをつけた女 1927
ニューヨーク近代美術館蔵 オランジュリー美術館企画展のため借用
FENÊTRE À TAHITI タヒチの窓Ⅰ
OU TAHITI I
1935
Huile sur toile Nice, musée Matisse
FENÊTRE À TAHITI タヒチの窓Ⅱ
OU TAHITI II
1935-1936
Gouache et ceinpera sur toile Le Cateau-Cambrésis, musée départemental Matisse
企画展デモビデオ30秒
お読みいただきありがとうございました。
この2023年度のオランジュリー美術館マティス企画展は、1930年代がどうしてアンリ・マティスにとって決定的な時期であったのか、その理由を探るというテーマの企画展です。
成功を収めたにもかかわらず、ある日絵が描けなくなったマティス。苦悩の1930年代のマティスのお話は続きます。
本ブログ、子供のための「はじめての美術館」でご紹介している内容は全て美術館発信の事実に基づいたものをお話にしています。
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