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子供のためのオルセー美術館(20)夏休み特集ねんどでオルセー/白クマと、黒ヒョウビデオで

ポンポンとよばれるシロクマ


あそこだ

いた!

ポンポンさんがつくった シロクマ

トラックとおなおもさの
いしからできたんだ

からだは つるつる まっしろけ
もないし つめもない


ポンポンさんはいいました
「ぼくがつく動物どうぶつはあなもあいてないしかげもない
そういうのがすきなんだ」
« J’aime la sculpture sans trou ni ombre », Pompon.

だけどのしのしあるきそう 
ぬっとくびをのばして
しゃべるかも


ってみたいなあ ほっきょくに!
おいしいさかながいるかしら
いいにおいのこおりがあるかしら “

François Pompon Saulieu 1855 - Paris 1933
Ours blanc. Entre 1923 et 1933
Pierre
フランソワ ポンポン
シロクマ 1923-1933

夏休なつやすみ、さあねんどで動物どうぶつつくりましょう!

この動物どうぶつなにかな?

ながいしっぽ

ほそいからだ

くろいヒョウだ!

切り抜き参考クロヒョウ1

オルセー美術館びじゅつかんのビデオをてね、ねんどで動物どうぶつ原型げんけいつくるよ

できあがり!

用意よういするもの
* 木製またはプラスチック製の板
* ねんど
* えんぴつかねんどのナイフ
* ひょうの横顔の写真
* はさみ

作り方
1. ヒョウのシルエットを切り取る。
2. 厚さ1センチの粘土板を切り、板の上に置く。
3. ヒョウの写真を粘土の上に置き、粘土ナイフ(鉛筆)で輪郭を描く。
4. 粘土を小さくちぎって少しずつ置いていき指に水をつけて表面をならす。


シロクマもキリンもできるね!

まるくしてこんなメダルみたいのもつくれるね


色々な素材の粘土があります。以下のサイト「美術出版エデュケーショナル」を参考に。紙粘土だと最後に色を塗ることもできますね。https://www.bijutsu.biz/catalog/2023/p.410-469.pdf

切り抜き参考シロクマ
切り抜き参考クロヒョウ2

Panthère noire
黒いヒョウ 1925
ブロンズ

「ロダンの工房でロダンの片腕として働いていていたフランソワ・ポンポンは、個人的に動物彫刻に力を注いだ。動物園で、檻の中を行ったり来たりする熊を観察し、その静かな力強さを、歩行の中断の瞬間に写し取った。重さ3トン以上のブロックから彫り出された熊の流動的で軽快な印象。余分なディテールを排除し、ボリュームと表面を極限までシンプルにしたこの作品は、まさにモダンと言える。1922年のサロン・ドートンヌに出品され、成功を収めた「白熊」は、67歳にして作者の名を世に知らしめた。」

オルセー美術館オンラインストアシロクマグッズはこちら↓

お読みいただきありがとうございました。
フランソワ・ポンポンがアトリエで作品を彫刻するために動物園に何度も通って観察したそうです。
お子様とも大好きな動物を写真を見ながらでも、粘土で工作してみてください。立体像を作るより簡単にできそうです。
ポンポンの動物作品ですと形がシンプルで切り取りやすく作りやすいかもしれません。小さく粘土をちぎりながらならしていってください。


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