黒蜥蜴
名探偵明智小五郎と女賊黒蜥蜴の一騎打ち
クリスマスのG街(銀座かな?)の喧騒から始まり、次々と見せつけられる黒蜥蜴の残酷さと狡猾さに、心臓は高まる一方
大阪の宝石商の愛嬢誘拐を企てる黒蜥蜴と彼女の目的、黒蜥蜴の企みを何とか阻止せんとする明智の戦いに最後まで目が離せない
先が読めてしまったり、
「んなアホな」
と言いたくなる箇所もあるけれど、江戸川乱歩が偉大な探偵小説家である事は、この作品で分かる
推理小説ではなく探偵小説と呼ぶべき作品
結末がちょっと切ない
舞台だとどのように表現されているのだろう?
鑑賞したいものである
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