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読書記録#7『英語の多動力』

リリーです。
会社員卒業&独立に向けて行動したいけど、いまいちイメージが湧かない問題。

目的地に向かうイメージを持つために、まずは50冊読書をしています。

今日は7冊目、堀江貴文さんの著書『英語の多動力』を読んで印象的だったことをご紹介します。


なぜ堀江さんの『英語の多動力』を読んだのか?

私自身、外資系企業勤務などの経験から英語を使う機会があり、周りから英語学習について相談を受けることが多くあります。英語について改めて向き合いたいと考え、この本を読みました。

専門家の研究や科学的な英語習得の本も読んでいるんですが、実際に英語を習得した人の体験談と組み合わせるとより多角的に英語について考えられるなと感じています。

その第一弾として、堀江さんの『英語の多動力』を読みました。

『英語の多動力』


「英語×多動力」ということで、コンセプトは「走りながら身に着けろ」です。とにかく「実践」。堀江さんらしい考え方ですね。

この本を読んで特に印象に残ったことを2つご紹介します。

1.結果を求めない


これは衝撃でした。
よく「目標を立てましょう」「計測可能な目標がいいです」など、目標を明確にして、それに向かって歩むのが良しとされていますし、それがいいのだと思い込んでいました。「TOEIC700点!」とか。

堀江さんが「結果を求めない」を主張する理由は、英語学習は時間がかかり、2~3ヵ月で成果を手にするのは相当ハードルが高いから。
結果を求めると「ぜんぜん上達しない」とめげてしまうと著者は言います。

たしかに、文字が違う、文法や語順が違うなど、日本語と英語は言語のグループが「遠い」から、余計に英語学習には時間がかかります。現在のレベルと目指したいレベルによりますが、日本人は英語習得には2760時間かかると言われています。学校教育の中で1000時間触れるとして、あと1760時間。長い道のりです。

成果を求める代わりに、堀江さんは「自分は今どれくらい英語に触れているか」を可視化することを推奨しています。例えば英語に毎日30分触れているとしたら、1週間で210分です。自分の現状レベルから理想レベルまでいくのに、目安としてどれくらい必要なのかを逆算すれば、おおよその英語習得目安時期がおのずと決まりますね。

2.『広瀬すずに会いたい」でオッケー


つまり動機はなんでもよくて、「心から実現したいこと」がいいというのが堀江さんの主張です。そのための手段はなんでもいい。できることは山ほどある。失敗するかもしれないけどトライすればいいということです。

英語を話せるようになったら、何がしたいですか?
「仕事で」だとちょっと弱くて、仕事でどうしたいかまで言語化できていると強いですよね。
「マレーシアに住んでみたい」「海外拠点の支社長になってこの事業の責任者になりたい」「収入を上げたい」それぞれ心からやりたいことがあれば、ぜひその「好き」を大事にして、自分に合う方法を模索しながら英語学習できるといいんだろうなと思いました。

私は中学3年生~高校生の時期に一番英語を勉強しましたが「アメリカのホストファミリーと再会してもっと話したい」「もっといろんな世界を見てみたい」という想いでまっしぐらに没頭して勉強していたと思います。


いかがでしたでしょうか。
この本は堀江さん自身のお話以外にも、専門家の方などが英語学習について知見をシェアしているページがあります。
これで900円とは、コスパめちゃ良い!

英語を学びたいと思っている方は、一度読んでみるとヒントがあるかと思いますので、良かったらのぞいてみてくださいね。

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