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読書記録#1『起業を考えたら必ず読む本』

リリーです。

時間キャッシュリッチを目指し、会社員卒業したいけどいまいちイメージ湧かない問題。

自分が歩むイメージを構築するため、ロールモデルを探すべく、まずは50冊読書をしていきます。
(決意表明はこちらの記事↓)

刺さる本、刺さらない本色々あると思いますが、それもオッケーということで、質より数優先で情報収集していきます。

#1 『起業を考えたら必ず読む本』

まずは1冊目。『起業を考えたら必ず読む本』
著者の井上達也さんは実際に起業をして会社経営をしている方で、フリーウェイジャパン代表取締役などとして、活躍されています。

全体としていいなと思ったのは、会社員から独立したプロセスの中でのリアルな経験が失敗談含めてシェアされていることです。

もしかしたら、既にビジネスをされている方からしたら「当たり前じゃん」と思うことも含まれているかもしれませんが、個人事業未経験の会社員にとってはいくつかの発見があると思います。

この本は、既に自営業などビジネスをやっている人よりは、現在会社員で、これから起業を考えている人におすすめです。

一方、私は独立のロールモデル的な存在も探しているのですが、著者と私は、年齢や性別、また会社員としての立場が異なるなど共通点が少ないからか、私にとってロールモデルとしてはあまりピンと来ていないのも正直なところです。

それでも、有益な情報が詰め込まれていましたので、特に印象に残ったこと、私が考えたことを2つご紹介していきます。

1.事業とは「お金を払ってくれる人がいるかどうか」

当たり前ですよね。
ビジネスだから「お金を払ってくれる人がいるかどうか」が大事であること。

でも、いざ商品開発の視点に立つと、顧客視点って意外に抜け落ちてしまいがちだというのは、私自身が今会社員として商品開発の仕事をしていて痛感しています。

例えば、ある人が「こういうサービスほしいんだよね」と発言したとします。でも、いざそのサービスが立ち上がったとして、その人は本当にそのサービスを買ってくれるでしょうか?

著者によると、いざ企画して提案しにいっても「検討するよ」などとコメントするだけで、買ってくれないことも多々あるのだそうです。

欲しいと「思うこと」と本当に「購買行動に出ること」って違うのだと著者は言います。

実際にお金を出して買うってどういうこと?

今後言語化していきたいテーマです。

2.「起業したい人」はカモになる

「起業したい人」はカモになる。これは、著者が特に会社員をリタイアしたばかりの50代、60代くらいのある程度お金がある起業家に向けたメッセージですが、万人に言えることだなと想像しています。

なぜなら、以前私もTwitterで副業したいとプロフィール欄に書いた瞬間、大量の高額セミナー系(あるいはその入り口の無料セミナー)のDMがバンバン届いたからです。※そのTwitterアカウントは現在は閉鎖しました。

オンラインサロン、セミナー、異業者交流会など、様々な場面で、カモにされてるという意識は忘れないでおこうと改めて思いました。



いかがでしたでしょうか。

理論ではなく、実際に起業を経験した人の話を聞きたいと考えている方は、ぜひ『起業を考えたら必ず読む本』のぞいてみてください。





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