2021年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします。
始めてnoteに投稿させて頂きます。
2020年は忍耐の年でありました。仕事の営業もままならず、目標に全然達する事が出来ませんでした。しかし、今まで実務に追われてしまっていた時間を十分インプットに費やす事が出来ました。いつかこれらをアウトプット出来れば良いと思っています。
さて、今回は旅行の事を書かさせて頂きます。2020年12月上旬に奈良に旅行に行きました。
目的は龍田大社と東大寺他に行く事です。
↓龍田大社
龍田大社は伊勢神宮の内宮の別宮、風日祈宮(かぜひのみのみや)の御祭神,級長津彦命(しなつひこのみこと),級長戸辺命(しなとべのみことと同じ神様を祭っていると言われています。
風は天と地を結ぶもの、万物の気の流れを司っている神様です。こちらの御祭神は遠い昔元寇の時、神風を起こしたと言われている神様でもあり、また疫病を退けると信仰を古来から集めていました。
私の守護神が風と雨の神である事もあり、コロナ禍を収めてほしい事と守護を頂くために、天之御柱 (てんのみはしら)、地之御柱(ちのみはしら)主神の祈祷を受けてきました。
翌日は奈良の東大寺に向かいました。修学旅行で奈良に行けば東大寺は必ずと言っていいほど行く場所です。
私もその一人でした。十数年ぶりに訪れて改めて見ると廬舎那仏本体よりも御仏に込められた人々の思いに感動しました。
東大寺大仏の建立は遡れば、長屋王の変から事が起こったとされています。
藤原四兄弟と対立した長屋王は謀反の罪を着せられて殺されてしまいます。長屋王は、歌が万葉集に何数か載っているほどの教養人でありました。
”うまさけ三輪の社の山照らす秋の黄葉の散らまく惜しも”
神が降臨する三輪山を照らすように紅葉している。その葉の散るのは惜しいことよ
↑三輪山をご神体とする大神神社(最古の神社と言われており、伊勢神宮が出来る前までは皇族はこちらでお参りをしてました)
↑イメージ
当時の教養人として、また政事を担う身でったにも関わらず藤原家の陰謀により死に追いやられた王の祟りと言われたその後天平9年(737年)大流行をもたらした疫病により藤原の四兄弟は亡くなります。
疫病による人民の困窮を憂いた聖武天皇により大仏は開眼されました。当時の日本人の2分の1がこの大仏の建立に携わったと言われています。
人々の思いは『人のみならず、植物、動物に至るまで生きとし生けるものが平和で健やかな世の中になりますように』でした。
その思いは受け継がれ、戦火によって焼失してしまった大仏殿は何度も人々からの資金で再建されています。
このコロナ禍もそういった人々の思いが結集して乗り切れれば良いですね。
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